【限定15台】マセラティの最強SUV「レヴァンテ トロフェオ ローンチ・エディション」誕生

公開日 : 2018/10/01 14:28 最終更新日 : 2018/10/01 14:28

AUTHOR :

MASERATI

Levante Trofeo Launch Edition

 

ゴングが鳴ると同時にコーナーを飛び出し、強烈なストレートを繰り出す。「マセラティ レヴァンテ トロフェオ ローンチ・エディション」はまさに試合の趨勢を決める先制パンチだ。

 

ニューモデル導入に当たって、まず「ローンチ・エディション」という名の特別仕様を登場させるのはイタリア車などに見られる例だが、このレヴァンテ トロフェオはコスメチックチューンを超えた専用装備の機能が際立つ。

 

 

最初の見どころはエンジン。V8を搭載したレヴァンテは2019年モデルとして日本市場への導入が決まっているが、「トロフェオ ローンチ・エディション」はそれに先行する初のV8搭載のレヴァンテとなる。

 

3.8ℓツインターボV8は、同社のQ4インテリジェントAWDシステムを前提にした専用設計。最高パワーは590ps/6250rpm、最大トルクは734Nm/2250rpmで、1リッターあたりのパワーは同社史上最高の156ps/リットルを謳う。ZF製8速ATとの組み合わせで0→100km/hを3.9秒で加速し、最高速は304km/h。もはや並みのスポーツカー顔負けのパフォーマンスを誇る。

 

既存のV6同様、エンジンはマラネロの熟練工が手作業で組み上げる。なお、エンジンカバーはCFRP製で、シリンダーヘッドとインテーク・マニフォールドをレッドにペイントするなど「見せる」演出にも抜かりない。

 

 

「グリジオ・ヴルカーノ・マット」と呼ばれるボディカラーは、今後発売されるレヴァンテ2019年モデルには設定されない限定色だ。

 

そしてエクステリア。モデナのデザイナー陣はここにも入念なチューンを施した。フロントバンパー両脇に新設したサイド・エアインテークには、ウイング効果があってスタビリティを向上させ、CFRP製センタースプリットおよびサイド・ベゼル・ブレードも空力性能を高めているという。

 

フロントグリルにはピアノ・ブラック仕上げのダブル・バーティカル・バーが配され、そのロワー側にはハニカムメッシュデザインを採用。ロワー・スプリッター、フロント・エア・インテーク内のサイド・ベゼル・ブレード、サイド・スカート・インテーク、リヤ・エクストラクターはハイ・グロス仕上げのCFRP製で付加価値を高めている。

 

 

サイドビューの圧巻は、マセラティ史上最大となる22インチ鍛造アロイホイール「オリオーネ」。これが醸し出す力感はオフィシャル写真からも明らかだ。カラーブレーキキャリパー、ボディ同色のドアハンドル、Cピラーに配されたトロフェオ専用のサエッタロゴなどが効果的なアクセントになっている。

 

 

リヤではCFRP製のエクストラクターと、ボディと同色のバンパー内に収められた4本出しオーバル形状のエキゾースト・パイプが見どころだ。

 

このようにアグレッシブ寄りに振ったエクステリアとは一転して、インテリアはマセラティらしいエレガンスを前面に出した。

 

 

スポーツシートには、最高級のフル・グレイン・レザー「ピエノ・フィオーレ」を使用。従来の自動車用レザーを大きく超えるクオリティで、時間の経過とともに独特のやわらかな風合いになるという。ヘッドレストには「Trofeo」ロゴが刺繍される。

 

 

トリムとシフトパドルはCFRP製だが、あえてカーボンの織り目を見せずに、マット仕上げにした辺りはマセラティの美学か。定番のクロックを備えるのも、マニアの心理を知り抜いた同社らしい演出。さらに、17スピーカー、1280WのBowers & Wilkins製&プレミアム・サラウンド・オーディオ・システムを装備する。

 

 

 

高い運動性能も「レヴァンテ トロフェオ」のウリ。51:49と理想的な前後重量配分を採り、フロントがダブルウィッシュボーン、リヤにマルチリンクのサスペンションを備える。先に紹介した22インチの鍛造アロイホイールと大径タイヤ。これらがハンドリングとスタビリティを高い次元で両立させた。

 

 

既存のノーマル、アイス、スポーツ、オフロードモードに加えて、ローンチ・コントロール機能を備えたコルサが追加になったのも注目。このモードではエンジンレスポンスが鋭く、ギアシフトがクィックになるほか、エア・サスペンション、スカイフック・ダンピング、Q4インテリジェントAWDシステムなどがスポーツ走行に最適化される。トラクション・コントロールとESPシステムが安全を確保するので、運転の歓びをとことん味わえる。なお、2018年モデルのギブリで搭載済みの車両統合制御システムIVCも搭載している

 

 

この記事を読んでグラリと心が揺れた向きは、さっそく最寄りのディーラーに問い合わせることをお勧めする。なにしろこのマセラティ レヴァンテ トロフェオ ローンチ・エディション、限定15台の超レアモデルで9月26日より販売がスタートしているのだ。10数年後のヴィラ・デステで「日本限定の希少車」として賞を獲得する可能性すら秘めているレヴァンテ トロフェオ、価格は2370万円である。

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)

 

 

【問い合わせ】

マセラティ コールセンター 0120-965-120

https://www.maserati.com/maserati/jp/ja