【動画】反応の鋭いレーシングカーのような「マクラーレン600LT」
公開日 : 2018/10/14 18:08 最終更新日 : 2018/10/14 18:08
McLaren 600LT
REPORT/大谷達也(Tatsuya OTANI)
自分の手足のように扱える!
ロングテール・シリーズの最新モデルとして登場した「600LT」は、これまでの3台とはいくぶん立ち位置が異なっている(最終ページに「LT」シリーズのショートストーリーを掲載)。
ベースモデルはスーパーシリーズよりひとクラス下にあたるスポーツ・シリーズの570Sである。このため日本での価格はおよそ3000万円と「LT」としてはかつてないほど「お手軽」。また、600LTも限定生産となるものの、従来のような台数限定ではなく1年間の期間限定となるため、早めにオーダーすれば購入できる可能性がぐっと高まる点も魅力的だ。
もっとも手に入れる際のハードルが下がったからといって「名ばかりのLT」に成り下がっているとしたら本末転倒である。しかし、この600LTもロングテールの名を受け継ぐのに相応しいモデルであることは間違いない。
まず、リヤオーバーハングは570Sに比べて47mm延長して大型リヤディフューザーを取り付けたほか、ボディから独立したリヤウイングを装備。フロントスプリッターも拡大するなどして前後のバランスを整え、250km/h時のダウンフォースは570Sに比べて100kgも増えたという。
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