【NEWS】EVモデル第二弾!「ポルシェ ミッションE クロスツーリスモ」の量産化を発表!

公開日 : 2018/10/22 07:50 最終更新日 : 2018/10/22 12:21

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ポルシェは、2018年3月に開催されたジュネーブ・モーターショーに初公開したコンセプトモデル「ミッションEクロスツーリスモ」を正式に量産することを発表した。これにより、生産拠点となるツッフェンハウゼン地域には、300の新規雇用が生まれる予定だ。その前のタイカン(ミッションE)の生産化を発表した際には1000以上の新しい雇用を生むと公表していたから、さらに上乗せされることになる。

 

このミッションEクロスツーリスモは、同じフル電動モデルながらもタイカンが4ドアスポーツクーペのとしていることに対して、活躍するフィールドを広げるクロスオーバーユーティリティビークル。旅行やスポーツ、アウトドアなどアクティブなライフスタイルを好むユーザーに向けてリリースされる。後部座席は2つの独立したシートが配され、ラゲッジスペースにはスキーなどの長尺物を積むことが可能など、リッチでスタイリッシュなアウトドアライフを提案する次世代モデルだ。

 

 

注目のパワートレインは、2基の永久磁石シンクロナス・モーターを搭載し、システム出力600ps(440kW)を超える。これにポルシェ トルクベクタリングを備えた4WDを介して、0→100km/h加速3.5秒未満、0→200km/h加速は12秒以下を実現すると公言している。もちろん、後輪操舵を備えるうえ、PDCC(ポルシェ ダイナミックシャシー コントロール)も組み合わせるため、これまでのポルシェ車同様に、極めてスタビリティの高い走行性を見せるはずだ。

 

充電に関しても高速かつ簡単だと主張し、800Vのアーキテクチャーにより、リチウムイオンバッテリーを充電するにも15分で約400kmの航続距離が得られるという。

 

 

実際の生産型がスペックも含めて果たしてどのようになるのかはまだ分からないが、少なくともゴーサインが出たということは、そう遠くないうちに日の目をみるだろう。車名もミッションEは「タイカン(Taycan)」と名付けられただけに「タイカン クロスツーリスモ」となる可能性も考えられる。

 

ちなみにポルシェは、今年の6月の時点で、2022年までに当初の2倍に相当する60億ユーロを超えるEモビリティへの投資計画を発表している。追加された30億ユーロのうち、約5億ユーロをタイカンの派生モデルの開発費に利用し、既存のモデルレンジに関しても電動化とハイブリッド化のために約10億ユーロ、生産拠点の拡張には数億ユーロ、さらに新技術や電動インフラ、そしてスマートモビリティに約7億ユーロ投資するという。

 

 

今後、このタイカンやクロスツーリスモなどのフル電動モデルのほかにSUVや一部スポーツカーのハイブリッド化を確実に行うポルシェ。無論、他社もそうした計画を公表しているが、ポルシェの場合、そこに高い信頼性と確実性が常に得られるため、一歩抜きん出る可能性がある。今後のポルシェから、ますます目が離せなくなりそうだ。