【NEWS】新車として組み上げられた「ポルシェ993ターボS」、3億5000万円で落札される!

公開日 : 2018/10/29 07:55 最終更新日 : 2018/10/29 07:55

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2018年9月27〜30日に行われた世界最大規模のレーシング・ポルシェの祭典「レンシュポルト・リユニオン6」の会場でひと際、異彩を放った1台のポルシェ993型911があった。これは、ポルシェ クラシックのゴールド・プロジェクトによるもので、本社で発見された993ターボのホワイトボディを使って、ポルシェ・エクスクルーシブの993ターボS(500台の限定車)をモチーフに組み上げられた新車の「993ターボS」。それが10月27日(土)に開催されたRMサザビーズの一環「ポルシェ70周年記念オークション」に出品され注目を集めた。

 

気になるその落札価格は、2,743,500ユーロ(約3億5000万円)。製作にかかった費用が1998年の911ターボSの価格と同等の154,473ユーロ(約1970万円)というからその価値が如何に高いかが分かるだろう。もちろん、これは完全なワンオフだ。ボディカラーはゴールデンイエローメタリック、ホイールはブラックを基調にリムの一部にボディ同色のアクセントラインを入れた仕様で、インテリアも同様に黒をベースにトリムの一部にイエローメタリックが施されている。

 

 

当然ながらエンジンなど機関もオリジナルと同一。空冷式フラットシックスを搭載し、パワーも同等の450ps。6速MTに4WDシステムを組み合わせるなど、6500点以上にも及ぶ純正パーツはすべて新品で組まれている。一方、ボディの塗装に関しては最新型と同様の腐食防止策と塗装工程をとっている。ちなみにシャシーナンバーは、最後にラインオフした993ターボの続きが与えられているという。

 

今回、落札された金額のうち、2,589,027ユーロは、非営利団体のフェリー・ポルシェ財団に直接贈られた。創始者の名を関した同財団は、教育や研究、スポーツや文化活動、そして社会問題などの幅広い分野で支援を続けている。

 

 

 

【写真:製作過程の一部】