【DEBUT】二代目へと進化したスポーツSUV「ポルシェ マカン」がデビュー!

2018/10/04 18:00

PORSHCE MACAN

 

やや旧聞になるが、去る5月28日、都内の会場にて開かれたポルシェ70周年記念記者会見では複数の重要なニュースが発表になった。席上、同社代表取締役社長 七五三木 敏幸氏は同社初の純EV「ミッションE」を2020年より国内で販売すると発表。さらに2025年までに全ラインアップの50%を電動化すること、ツッフェンハウゼンにEV専用のファクトリーを建設中であることを明らかにした。

 

2017年はビジネスが順調に推移した1年だったともいう。ポルシェ全体の営業利益率は史上最高記録の17.6%に達し、日本市場の昨年の販売台数6923台は過去最大の数字だという。

 

ポルシェの好調な販売を支えているキープレーヤーのひとつが「マカン」である。2016年に対して昨年は2%増の9万7000台以上を販売した。そのマカンの新型が10月2日に開幕したパリモーターショーにてヨーロッパでのデビューを果たした。

 

2リッターの4気筒ターボエンジンは、進化した燃焼技術と微粒子燃料フィルターを採用。最高パワー180kW(245ps)、最大トルク370Nmを謳う。7速PDKと組み合わされ、0→100km/hを6.7秒で加速し、最高速度は225km/hに達するという。新欧州サイクル(NEDC)に基づく燃費は8.1リッター/100 km(約12.3km/リッター)。

 

新たにチューンされたシャシーは快適性の向上に寄与すると同時に、4WDシステムは、ポルシェトラションマネージメント(PTM)のメリットを活かしてダイナミックなドライビングを可能する。これに合わせて、ポルシェは新型マカン用に、横方向のグリップに優れたパフォーマンス指向のタイヤを新たに開発、ホイールも18インチが標準となり、オプションで21インチも選択できる。

 

 

デザインが新しくなったヘッドライトにはLEDを標準採用、オプションのポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS プラス)ではライトの照射位置を自動で調整する。4灯式のブレーキライトはもっとも重要なブランドのアイデンティティのひとつだという。

 

ボディカラーのパレットには、マンバグリーン、ドロマイトシルバーメタリック、マイアミブルー、クレヨンと4つの新色が設定された。

 

 

室内に目を向けると、フルHDタッチスクリーンが7.1から10.9インチになったことに気づく。ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)の画面は、好みに応じて設定可能。オンラインナビゲーションとコネクトプラスを備えた最新のPCMを搭載して、コネクティビティの分野で長足の進歩を果たした。

 

運転支援装置では、トラフィックジャムアシストが新設された。アダプティブクルーズコントロールとの併用により、リラックスした走行が最速60km/hまで可能。加速と減速を半自動で行い、ドライバーは渋滞中および流れの遅い交通状況で走行レーンをキープできるというのが謳い文句だ。

 

 

新型マカンでは、スポーツレスポンスボタンを始めとするスイッチ・コントロール類を搭載したGTスポーツステアリングが、オプションのスポーツクロノパッケージの一部として装着される。このほか、ヒーテッドウインドウシールドと微粒子空気フィルターを備えたイオン空気清浄機がオプションリストに加わった。

 

 

マカンがデビューしたのは2013年のこと。ポルシェがこのタイミングで「新型マカン」と銘打って内容をリバイスしたモデルを放ったことには大きな意味がある。冒頭述べたように、マカンは同社にとっての稼ぎ頭。ここでさらなる需要を喚起して販売に拍車を掛けてこそ、昨年の順調なビジネスを維持できるのであり、その裏付けがあって初めて積極的な電動化計画を実施に移せるのだから。重要な役割を担った新型マカン、日本仕様の価格や販売スタートについては、決定次第知らされるという。

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)

 

 

【オフィシャルサイト】

https://www.porsche.com/japan/jp/

 

 

【新型「ポルシェ マカン」デザイン ハイライト】