【初試乗】これぞポルシェイズム! 「パナメーラGTS」のスポーツ性に感動!

PORSCHE PANAMERA GTS

ポルシェ パナメーラ GTS

 

 

本気になればオーバーステアも可能!

ポルシェ・パナメーラ、パナメーラ・スポーツ ツーリスモのラインナップに、スポーツグレードの「GTS」が追加設定された。1964年に誕生した904カレラGTSに始まる一連のGTSモデルは、これまでポルシェのカスタマーやファンから高く支持される存在だったが、それは先代パナメーラのGTSも同様だった。

 

 

今回、パナメーラの基本ボディとなるサルーン、そしてワゴンスタイルのスポーツツーリスモの両モデルともに設定されることになったGTSも、もちろんこれまでのようにスポーティな走りをより強調したグレードだ。先代のパナメーラGTSと大きく異なるのは、搭載エンジンが4806ccのV型8気筒自然吸気から、3996ccのV型8気筒ツインターボへと変更されていること。GTSが自然吸気エンジンの最強モデルという役割を担っていた時代は、すでに過去のものになったのだ。

 

 

この新型ツインターボエンジンの最高出力&最大トルクは360ps&620Nm。これをパナメーラSなどに搭載される、2894ccのV型6気筒ツインターボエンジンと比較すると、最高出力では20ps、最大トルクでは70Nmのアドバンテージが得られた計算になる。トランスミッションは8速PDK。駆動方式は電子制御マルチプレートクラッチによるPTM=アクティブ4WDシステムとされている。

 

 

GTSには、エクステリア、そしてインテリアでもスポーティなフィニッシュが施されている。エクステリアにはスポーツパッケージが標準装備され、前後のバンパーやサイドステップ、リヤのポルシェのエンブレムなどにはブラックカラーを採用。フロントドアのボトムにはGTSのレタリングも描かれている。ホイールは前後とも20インチが標準だが、オプションでは21インチの選択もできる。

 

 

インテリアはさらにスポーティな雰囲気にまとめられている。ポルシェ・アドバンスドコクピットを採用し、ポルシェ コミュニケーション マネージメントやポルシェ コネクトプラス、そしてパナメーラとしては初採用となるヘッドアップディスプレイ等々、最新の装備を標準化する。

 

 

GTSのロゴが刺繍されたバケットシートや軽量なアルカンターラを効果的に活用したインテリアトリムなど、ドライバーを走りに集中させる演出は、やはりポルシェだけのことはある。ちなみにこのインテリアのフィニッシュは、リヤを3シーターとした、4+1のコンセプトを提案したスポーツツーリスモでも同様。今回改めて試乗したスポーツツーリスモは、まずはその優れた機能性に驚かされた。