【DEBUT】クーペの美しさはそのままに「BMW 8シリーズ コンバーチブル」デビュー!

2018/11/08 07:55

BMW 8 Series Convertible

 

 

ラインナップはクーペ同様。

BMWは、早くも8シリーズ クーペに続いて「8シリーズ コンバーチブル」を発表した。2019年3月には欧州市場に出る予定の8シリーズ コンバーチブルには、クーペ同様に2つのモデルがラインナップされる。おそらく最も支持されるであろう「BMW M850i xDrive コンバーチブル」は、4.4リッターV8ツインターボを搭載し、530ps&750Nmというパワー&トルクを発揮。一方、「BMW 840d xDrive コンバーチブル」で、3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力320ps、最大トルクは680Nmを誇る。

 

トランスミッションは、いずれも8速ステップトロニックスポーツトランスミッション(トルコンAT)。駆動方式は両モデル共にBMW xDrive=AWDとなる。もちろん、両エンジン共に「ユーロ 6d-TEMP」排ガス基準をクリアしている。

 

 

BMWは、8シリーズ コンバーチブルには、純然たるスポーツカーのキャラクターが備わっていると謳う。パフォーマンスの最大化にフォーカスを絞り、パワートレインのテクノロジー、シャシー、ボディの開発は、8シリーズ クーペはもちろん、M8と長距離耐久レースマシンM8 GTEと平行して行ったと明かす。

 

結果として、低重心化と50対50の重量配分というBMW伝統の強みを継承。加えて、アルミ、マグネシウム、CFRPを適所に使い分けた軽量設計も注目だろう。コンバーチブル化に伴い、ボディ、シャシー、アンダーボディの構造メンバーを徹底的に強化している。万が一の転覆時、乗員保護のためにウインドウスクリーンフレームを強化し、後席背後に火薬で立ち上がるロールオーバーバーを備える。

 

 

コンバーチブル専用の装備としては、リヤのポップアップ式ウインドウディフレクターは標準、前席ヘッドレスト一体型ネックウォーマーはオプション。サンリフレクティブテクノロジーを用いたレザー内装も用意される。クラシックな佇まいのソフトトップの開閉は、もちろん電動式だ。静粛な作動と軽量構造に加えて、外部騒音をシャットアウトした結果、アコースティック面でも卓越したコンフォート性を実現したという。開閉それぞれに要する時間は15秒。50km/h以下なら走行中でも可能。カラーはブラックが標準だが、オプションで他のカラーも用意される。

 

 

その他、アダプティブMサスペンションやインテグラルアクティブステアリング、前後異径サイズのタイヤを標準装備するのもクーペ同様。M850iでは電子制御のMスポーツデフロックが標準で、840dではオプションで備わる。

 

さらに、アクティブスタビライザーがM850iのオプションリストに載る。「ドライビング エクスペリエンス コントロール」にはアダプティブモードを装備。各モード毎に最適化したことも注目すべき点だ。コンフォートとエコプロモードは、ゆったりしたコンフォート指向に振り、スポーツとスポーツ+ではシャープなビークルダイナミクスに焦点を絞ったという。

 

 

アダプティブLEDヘッドライトと、LEDテールライトが標準装備されるのもトピック。オプションでセレクティブビーム機能を備えるレーザーライトも用意される。この場合ハイビームの照射レンジは実に600mに達する。

 

840d用のMスポーツパッケージは専用デザインとエクイプメントが特徴だ。主なアイテムを挙げると、エクステリアでは大型エアインテークを備えるフロントエプロンに専用デザインのサイドスカート&リヤエプロンを。足元は19インチMアルミホイールにMスポーツブレーキシステムが備わる。インテリアでは、多機能シートにMレザーステアリング、Mロゴ入りの照明機能付きドアシルなどが装備される。

 

 

言うまでもなく、M850iでは一層スポーツ色が濃い。フロントスポイラーエクステンションに20インチ Mアルミホイールと高性能タイヤを。専用のMスポーツブレーキシステムやエクステリアの随所に用いられる「Cerium Grey」仕上げのエレメントなどのほか、ステンレスメッシュデザインのインテリアトリムストリップやモデルエンブレムが入った照明機能付きドアシルなどが備わっている。

 

また、これとは別に、840dには「M テクニックスポーツパッケージ」の装着が可能。きわめて広範囲なパーソナリゼーションが魅力だ。

 

 

最新のトップモデルだけに運転支援装置には特別力が入っている。標準装備されるのは、ハイビームアシスタント、コリジョンウォーニングと歩行者ウォーニング、シティブレーキ機能を含むドライビングアシスタントのほか、レーンディパーチャーウォーニングやレーンチェンジウォーニング、制限速度情報、リヤクロストラフィックアラートに加え、リヤコリジョンウォーニング、リバースアシスタント付きパーキングアシスタンスなどが備わる。

 

オプション装備としては、自動停止・発進機能付きACC、ステアリングおよびレーンコントロールアシスタント付き「ドライビングアシスタントプロフェッショナル」、アクティブサイドコリジョンプロテクション付きレーンキープアシスタントなどが用意される。

 

その他、スマートフォンで車両にアクセスでき、エンジンを始動できるBMWデジタルキーや、Bowers & Wilkins のダイアモンドサラウンドサウンドシステムなど、ラグジュアリーオープンモデルとして魅力的な装備が揃う。

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)