【NEWS】各界のセレブリティーが所有した名車も登場するオークション!

フランク・シナトラのロールス・ロイスも!

 

11月10〜11日の2日間にわたり、英国バーミンガムのナショナル エキシビションセンターにてクラシックモーターショーが開催される。その併催イベントとしてオークションが開かれる。ここでは出展予定の興味深いクルマをお伝えしよう。

 

競りに掛けられるオールドタイマーおよびクラシックカーの数は実に125台。なかでも飛び抜けたスター格は2台のフェラーリだ。筆頭は1973年の「フェラーリ365 GTB/4 デイトナ スパイダー コンバージョン」。塗色はオリジナルの「Verde Pino」で、内装はタンレザー。1987年にマラネッロ・コンセッショネアーズによってスパイダーにコンバートされている。落札予想額は45万〜55万ポンド。

 

 

次に連なるのが1973年の「ディーノ246 GTS」。英国に235台だけ輸入されたうちのレアな1台。落札予想額は28万〜32万ポンド。走行距離は6万482マイルで、塗色はオリジナルの「Argento Auteuil」だ。

 

そのほか、スラントノーズのポルシェが3台勢揃いするのも壮観だろう。最初の1台は1985年の「911 (930) ターボ SE」で、英国に来た最初のスラントノーズ。もともとはファクトリーのプレスカーだったと思われる。塗色はメタリックシルバーで、内装は「Can-Can Red」。落札予想額は15万5000〜17万5000ポンド。

 

2番目のスラントノーズは1989年の「911 (930) ターボ」で、13万〜15万ポンドで落札されると思われる。「Guards Red」の塗色にブラックの内装のこの1台、走行距離は1万2800マイルと少なめだ。

 

3番目は1986年の「911 (930) ターボSE」で、「Minerva Blue」の塗色にアイボリーとブルーの内装。走行距離3万3791マイルで、落札予想額は13万5000〜15万5000ポンド。

 

このオークションでは、14台が勢揃いするアストンマーティンも強い存在感を示すだろう。注目は1966年の「DB6 オートマチック スポーツサルーン」。塗色はオリジナルの「California Sage Green」で、内装はタンレザー。走行距離7万5000マイルのこのアストン、20万〜23万ポンドで落札されると思われる。

 

11日には各界のセレブリティーが一時期所有したクルマが登場する。

 

まずはフランク・シナトラの1984年製「ロールス・ロイス コルニッシュ コンバーチブル」。落札予想額は10万5000〜12万5000ポンド。スティーブ・マックイーンが所有した、1945年製「ウィリス・ジープ」はマニア垂涎の1台になるはず。落札予想額も8万〜10万ポンドと強気だ。

 

ジェンソン・バトン(今やMBE、大英帝国勲章を叙勲された名士だ)の2005年製「BMW M5」は、3万5000〜4万ポンドで競り落とされる見込み。

 

ミュージシャンのノエル・エドモンズが所有した、1974年「ジャガーE-タイプ シリーズIII V12 ロードスター」の落札予想額は8万5000 〜10万ポンド。

 

 

英国のオークションでは、落札額の一部を慈善団体に寄付する例が多い。今回のクラシックモーターショーにも、1台の1958年製「VWビートル」が出展される。2015年にフルレストアを受けた逸品で、その後も1万5000ポンドを投じて1.6リッターエンジンに換装し、フロントをディスクブレーキに変えるなどのモディファイが加えられている。落札額は全額、地元バーミンガムの脳腫瘍研究センターに寄贈される。

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)