【TOPIC】マクラーレンとスパルコがコラボしたレーシングスーツは驚異的な軽さ!

一着の重量、わずか590グラム!

 

マクラーレンオートモーティブは、軽量テクノロジーを飽くことなく追求するブランドとして知られる。そのマクラーレンからサーキット走行を好むドライバーにとって「マスト・ハブ」のアイテムが誕生した。その名を「スパルコ マクラーレンSP16+」という。

 

スパルコ マクラーレンSP16+はレーシングウェアコレクションの名称。代表的なアイテムであるレーシングスーツは既存の製品より少なくとも10%は軽く、FIA公認のスーツのなかでは掛け値なしに最軽量を誇る。驚くなかれ、一着の重量は590グラムに過ぎない(サイズ52の場合)。

 

マクラーレンは過去半世紀にわたり、製品の重量軽減に努めてきた。スパルコも40年の歴史を持ち、その名はモータースポーツの安全性とファッションとは切っても切れない存在だ。スパルコを現在のステータスまで導いてきたのも、やはり軽量化テクノロジーの追求だった。

 

 

この2つのブランドの革新的な軽量テクノロジーを持ち寄った結果、世界最軽量のレーシングスーツが生まれた。

 

実はスパルコとマクラーレンがコラボレートしたレーシングスーツは、2016年よりマクラーレンF1レーシングチームのドライバーが着用している。今回、それがマクラーレンオートモーティブのカスタマーにも入手できるようになったわけだ。

 

スパルコ マクラーレンSP16+のレーシングスーツはイタリア製。100%ハンドメイドで、一着作るのに12時間を要するという。もちろん完全なオーダーメイドなので、例えばサイドポケット、スマートフォン用ポケット、ベルトなど細部のオプションも多彩に用意される。カラーもビスポーク指定ができるので、所属するレーシングチームのイメージカラーに揃えることも可能だ。

 

スパルコ マクラーレンSP16+の開発では、マクラーレンとスパルコ双方のエンジニアが、あらゆる細部にわたり重量軽減を念頭に入念な検証を行った。超スリムなジッパーを採用したこと、リストとアンクル部をノーメックス製のシームレスにしたこと、ネックとショルダーのパッド面積を必要最小限に抑えたこと、縫製には極細の糸を使ったこと。どれも目指すは軽量化で、重量削減はミリグラム単位で追い込んだという。

 

2レイヤー構造の耐火素材も特性で、軽量化に一役買っているばかりか、例外的に優れた透湿性と快適な着用感を提供する。

 

あらためてスパルコの歴史を振り返ると、マクラーレンとの共通点が多いことに気づく。スパルコの創始者もやはりレーシングドライバーだった。彼はF1ドライバーの安全性に革命を起こそうと決意、1977年にトリノを出身とするドライバーグループが、初めて耐火レーシングスーツの着用を始めたのだった。

 

以来41年、スパルコは最高のセイフティ基準をイタリアンデザインに結びつけた製品群を提供しつづけ、プロ、アマを問わず、世界中のレーシングドライバーに愛されている。

 

マクラーレンとスパルコの幸せなマリアージュから生まれたコレクション、スパルコ マクラーレンSP16+。そのラインアップと英国国内のプライスは以下の通り。

 

ちなみに写真でモデルを務めるのは「ブルーノ・セナ」だ。

 

【Price List】

マクラーレン SP16 レーシングスーツ: 2,344.00 ポンド〜
ビスポーク マクラーレン Shield RW-9 アンダーウェア トップ: 155.00ポンド
マクラーレン RB-8 レーシングシューズ (スムーズレザー): 232.00ポンド
マクラーレンRG-7 レーシンググローブ (グレイ、ブラック): 224.00ポンド
マクラーレン Shield RW-9バラクラバ(フェイスマスク): 30.00 ポンド
マクラーレン Bell HP7 ヘルメット: 2,568.00 ポンド

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)