【DEBUT】グリッケンハウスの次なる野望「SCG 004」はセンターシート仕様!

2018/11/07 07:55

SGC 004

スクーデリア キャメロン グリッケンハウス 004

 

 

ライバルはマクラーレン?

 

先日、マクラーレンから発表された、アルティメット・シリーズのニューモデル「スピードテール」にジム・グリッケンハウスはどのような感情を抱いただろうか。すでに計画されていたすべてが完売したと噂されるSCG=スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスのファーストモデル「SCM003」に続くモデルとなる「SCG004」は、やはりスピードテールと同様にキャビンの中央にドライバーズシートをレイアウトした3シーターのミッドシップスポーツ。スピードテールのデリバリーは2020年早々に開始される予定だが、SCG004はそれより早いデリバリーを狙う。

 

 

SCG004には、ロードモデルのSCG004Cのほかに、よりサーキット走行にフォーカスしたCS、そしてレース仕様のCがラインナップされる見込みだ。CはGT3やGT4、GTEなど、レースレギュレーションに合わせて、さまざまな仕様での製作が可能。SCGは2020年には自らSCG004Cでのル・マン24時間レースへの参戦を計画しているほか、プライベートチームへの支援を積極的に行う計画だ。

 

 

SCGから公開された004シリーズのオフィシャル画像を見ると、そのスタイルはグリッケンハウス氏の名前を一躍世界に轟かせた、エンツォ・フェラーリをベースにしたP4/5と共通したイメージを多く見つけることができる。ヘッドランプ周りの造形や、リヤのエンジンカバーなどは、まさにその象徴ともいえるデザイン。ボリューム感たっぷりのキャノピーには、ディーノ・コンペティツィオーネのイメージもある。

 

 

ミッドに搭載されるエンジンは、これまでさまざまな情報があったが、どうやら日産製の3.5リッター直列6気筒ツインターボがベースとなる可能性が高い。最高出力は650ps前後がターゲットとみられ、これに6速MT、もしくはパドルシフトによる6速DCTが組み合わされることになる。モノコックとボディはもちろん軽量なカーボン製。製作はニューヨークにあるSCGの工場、コネチカット州で行われ、最初にデリバリーされる25台は特別な装備を加えたスペシャルモデルとされる見込みだ。今後の情報に期待したい1台である。

 

 

TEXT/山崎元裕(Motohiro YAMAZAKI)