【TOPIC】マクラーレンのレーシング ヘリテージを記念した6台のスペシャルモデルを公開。

2018/12/17 14:39

McLaren MSO

Racing Through the Ages

 

 

MSOの世界観を6台の「570S」で表現。

 

先ごろ、6台のスペシャルマクラーレン・コレクションが「イブニング with MSO」と題したイベントにて公開された。

 

「Racing Through the Ages」というタイトルのこのコレクションは、アメリカ・カリフォルニア州のマクラーレンディーラー「マクラーレン・ビバリーヒルズ」がマクラーレン スペシャル オペレーションズ(MSO)に発注したビスポークモデル。

 

マクラーレンのレーシングヘリテージを記念して「ムリワイ」「パパイヤスパーク」「サルテ・グレー」という3つのテーマで構成され、570Sクーペと570Sスパイダーをベースに計6台が造られた。

 

 

「ムリワイホワイト」に塗装されたムリワイは、ニュージーランドの同名のビーチに寄せては返す青と白の波の色から発想を得ている。ここはブルース・マクラーレンが15歳のときに初めてレースに出た縁の場所だ。リヤウイングのエンドプレートにはマクラーレンオレンジに塗られた「スピーディ・キウイ」があしらわれている。

 

 

「パパイヤスパーク」に塗装されたパパイヤスパークは、1960〜70年代にかけてブルースが自分のレーシングカーに選んだボディカラーから派生している。Can-Am、インディ500、F1など、彼のメジャーなレースサクセスはすべてこの色のマシンによって成し遂げられた。リヤウイングがバートンブルー、エンドプレートがパパイヤスパークという塗り分けは、当時のマクラーレンマシンの特徴だったブルーのスポイラーへのオマージュだ。

 

 

「サルテ・グレー」に塗装されたサルテ・グレーは、1995年のル・マンでマクラーレンF1 GTRが1、3、4、5、13位と圧倒的な勝利を飾ったのを記念したモデル。GTR01号車のボディカラーを再現したという。リヤウイングのエンドプレートには、ホワイトのレタリングで「24 HEURES DU MANS – WINNERS 1995」と記されている。

 

 

6台のどれもがMSO設計のリヤウイング、GT4ストライプ、MSOブラックパック、グロスブラック仕上げの10スポーク スーパーライトウェイト フォージドホイール、MSOチタニウム スーパースポーツ エキゾーストを備える。

 

 

インテリアでは、シートバックレストにGT4ストライプが、ヘッドレストにMSOのロゴがステッチされている。ステアリングの12時位置には直進方向を示すマクラーレン オレンジのマーカー。1台ごとに「1 of 6  RACING THROUGH THE AGES」と記された専用プレートが貼られる。

 

マクラーレン スペシャル オペレーションズのマネジングディレクター、アンサール・アリは「マクラーレンのレーシングヘリテージを現行のマクラーレン オートモーティブ ロードカーに融合するのは、胸躍る仕事でした」と語る。

 

アリはビジネス上もこの種のプロジェクトは今後重要になると示唆する。

 

「マクラーレン・ビバリーヒルズのような有力ディーラーと協力して、お客さまに個性溢れるリミテッドエディションを提供する。これは私たちのビジネスで、ますます大切になりつつあります。事実ビスポークモデルの注文はかつてなく増えています」

 

ちなみに今回イニシアティブを執ったマクラーレン・ビバリーヒルズは、2018年、MSOにとってサーキットで活躍したナンバー1のディーラーになったという。

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)