【NEWS】ピニンファリーナのEVハイパーカーの名が「バッティスタ」に決定!


Pininfarina BATTISTA

ピニンファリーナ バッティスタ

 

 

バッティスタという名の由来は祖父から。

 

アウトモービリ・ピニンファリーナは12月11日付けで、同社のラグジュアリーEVラインアップ中、最初に登場するモデルを「バッティスタ」と命名すると発表した。

 

その歴史を1930年まで遡るカロッツェリア・ピニンファリーナの創業者、バッティスタ「ピニン」ファリーナの名前にあやかった純EVハイパーカーは、ピニンファリーナが設計し、ごく少数をハンドビルドする。プロジェクトを統括するのはパウロ・ピニンファリーナ、バッティスタの孫にして、ピニンファリーナの会長だ。

 

パウロ・ピニンファリーナは、
1) イタリアで設計・製造される最速にしてもっともパワフルなクルマに自分の祖父の名前をつけること。

2) そのクルマは少量生産の純EVハイパーカーになること。

という2点でアウトモービリ・ピニンファリーナCEOのミハエル・ペルシュケと、マヒンドラ&マヒンドラ・グループ会長のアナンド・マヒンドラの2名と合意した。

 

 

そのパウロ・ピニンファリーナは喜びの面持ちで次のように語る。

 

「まさに夢の実現です。祖父は常々、スタンドアローンなピニンファリーナ・ブランドのクルマを造りたいというビジョンを抱いていました。このハイパーカーは世界を揺るがすパフォーマンス、技術上のイノベーション、そしてもちろんエレガントなスタイルの持ち主となります。私にとっては『バッティスタ』以外の名前は考えられません。私たちがゴージャスな過去と未来を繋いだ今日、祖父の夢は実現したのです」

 

目指すは世界初の純EVラグジュアリー ハイパーカー。バッティスタのCFRP製ボディの下には成層圏レベルのテクノロジーと機能が隠されている。結果として、ロードカーとしては驚天動地のパフォーマンスを誇るという。

 

 

驚異の1900bhpのパワーに、2300Nmの最大トルク!

 

そのパワーは実に1900bhp、そのトルク実に2300Nm。この信じがたい数値を利して、バッティスタは0 – 100km/hをF1より速いアンダー2秒で加速し、最高速は400km/hの壁を破ると豪語する。しかもゼロエミッションの航続距離は480kmを超えるのだという。

 

 

デビューは2020年後半。

 

アウトモビリ・ピニンファリーナは、世界でもっともイノベーティブでサスティナブル、もっとも望ましい純EVラグジュアリー パフォーマンスカーを2020年に市場に放つと公言する。その言葉を裏付けるように、同社はこの数週間にわたり、立て続けに公式発表を出している。その内容を項目別に整理すると次のようになる。

 

トリノ近郊、カンビアーノに本拠を置くピニンファリーナS.p.Aとの新たなパートナーシップを結び、2000万ユーロを投資する。これによりバッティスタ、および未来のアウトモービリ・ピニンファリーナ ラインアップの設計、開発、製造の基礎固めにする。

 

ラグジュアリー自動車メーカーに電動パワートレインとバッテリーを供給する一流サプライヤー、リーマック・アウトモービリと100万ユーロ規模の商業的パートナーシップを結ぶ。

 

ビジネス全体を統括する役員をあらたに任命。最後の人事について、アウトモービリ・ピニンファリーナは今のところ実名を明かさず、「ブガッティ、マクラーレン、パガーニ、ポルシェ、ボルボといったメーカーで、設計、開発、エンジニアリング一般、およびコネクティビティの分野で豊富な経験を積んだ人物とだけ述べている。

 

バッティスタは2020年後半に姿を現す予定。製作総数は150台で、推定車両価格は200万〜250万ドル(約2億2700万円〜2億8400万円)。現在の市場割り当ては北米50台、ヨーロッパ50台、中東とアジア地域が50台である。

 

 

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)