成長を続けるポルシェ、2018年に従業員数3万人を突破。

2019/02/07 07:55

Porsche Taycan

ポルシェ タイカン

 

 

タイカンの生産スタートで、1000名以上を新規雇用。

 

今やスポーツカーメーカーとしてだけでなく、電気自動車の分野でも勢力を拡大するポルシェ。企業として大きく成長を続けており、従業員数も年々拡大している。2018年末の時点で、ポルシェ・グループ全体で3万2325名の従業員を雇用。前年と比較すると2548名増えており、8.5%もの増加率を記録した。さらに650名以上がパートタイマーから、正社員として契約しており、より安定した雇用を実現。これは好調な業績を背景にしており、今後もその成長は続くと見られている。

 

さらに今後数ヵ月以内に、ポルシェは初のEVモデル「タイカン」、そして「タイカン クロスツーリスモ」の生産スタートを受けて、1000名以上の熟練工を新規雇用する予定。タイカン シリーズの登場により、ポルシェでは1500もの新しい職が生まれるとしている。

 

 

さらなる女性従業員の増加を目標に。

 

ポルシェは2012年以降、従業員数が約2倍に増加。1980年から1995年の間に生まれた通称「ミレニアル世代」と、さらに若い世代が全体の50%を占めているという。現在、同社の重要な戦略目標は、全従業員の女性比率を増やすことだという。ポルシェの人事・社会問題担当役員であるアンドレアス・ハフナー(写真)は、次のようにコメントしている。

 

「女性従業員の割合は、2012年の段階でわずか12%だったのに対し、現在は約16%に増加しました。 管理職に就いている女性の数はこの期間で3倍になっています。この方針は機会均等の精神に基づいています」

 

あらゆる分野への女性従業員の進出が進められており、トレーニング・研修の推進が目標達成の第一歩となる。すでに技術トレーニングを受けている女性研修生の割合は過去数年間で、6%から約30%に増加。 次のステップとしては、管理職などキャリアを持った女性従業員の増加となる。2018年は管理職の21%が女性であり、今後、この数値もさらに拡大すると見られている。

 

 

社員の満足度を示す、1%以下の離職率。

 

ポルシェは雇用市場において、高い人気を誇っており、2018年のアンケート調査では、94%の労働者がスポーツカーメーカーは魅力的な就職先だと答えている。

 

「ポルシェの従業員は職場に対する高い満足度が特徴です。彼らはポルシェという会社、そして製品を誇りに持っています」と、ハフナー。

 

彼の言葉を証明するのは、1%にも満たない低い従業員の離職率だろう。ポルシェが「生涯学習」を掲げ、従業員への恒久的なサポートを続けていることも高い定着率を後押ししているようだ。2018年、ポルシェで勤務する管理職の80%が社内で昇格を果たしている。

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