BMWが次世代フルEV「iNEXT」の北極圏テストを公開。

2019/02/08 11:55

BMW iNEXT

 

2021年から市販モデルの生産がスタート。

 

BMWは昨年、ロサンゼルス・モーターショーにおいてコンセプトモデルを公開した、次世代EVクロスオーバー「iNEXT」のプロトタイプ画像を公開。偽装された「iNEXT」は、スウェーデン・アリエプローグのBMWグループ・ウィンターテストセンターにおいて、電動パワートレーン、シャシー、サスペンションなどに関するテストを行なった。

 

「iNEXT」は「i3」や「i8」などによって得られたノウハウを取り入れたフルEVであり、自動運転技術、次世代コネクティビティなど、様々な新技術が盛り込まれている。極北下の過酷な気候や道路状況下で、「iNEXT」は各コンポーネントを繰り返しテストされ、様々なセッティングが試されたようだ。

 

最新のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)としてデザインされた「iNEXT」の生産は、2021年から、ドイツ・ディンゴルフィングのBMW工場で開始する予定。今回、初めて工場内に作られた寒冷テストルームではなく、実際に北極圏に持ち込まれ、厳しい環境下における、電動パワートレーンの動作状況が確認された。

 

この寒冷地におけるテストは、これまでのガソリンやディーゼルのモデルでも行われてきたことだが、現時点で厳しい環境下でも問題なくドライブできているということは、BMWのEV技術がすでに高いレベルに達していると言えるだろう。

 

 

寒冷地における、EVシステムの動作状況を確認。

 

念入りに偽装された「iNEXT」によるテストは、雪に覆われた路面や凍結した湖で行われた。アリエプローグのテストセンターでは、ひたすら低温と低μ路における走行が繰り返さており、特に低い気温は、電気モーター、高電圧バッテリー、冷却システムにとって相当に困難な環境となる。

 

このテストにおいて、BMWのエンジニア達は、エネルギーマネージメントシステムの「eDrive」が寒冷地でどのように作動するのか、入念に確認したという。氷点下におけるバッテリーシステムの再充電プロセス、電気モーターへの電力供給、暖房などの空調システムがどのように反応するかなど、時間をかけて分析された。

 

 

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