スーパー大回転の王者ヘルマン・マイヤーが「ブガッティ・シロン」を雪上でテスト!

Bugatti Chiron

ブガッティ・シロン

 

 

伝説的スキーヤーが雪上でシロンのステアリングを握る。

 

オーストリア出身のアルペンスキーヤー、ヘルマン・マイヤーはあらゆるチャレンジに挑んできたという。カスタマー向け専門誌「エトレ(ettore)」が企画した「ブガッティ・シロン」のテストドライブも、彼はふたつ返事でOKした。

 

マイヤーが“ホーム”と感じるロケーションとなると、やはり雪道しかないだろう。ハイパースポーツのシロンにとって、本領を発揮できない環境だろうか? いや、スリップコントロール・テクロジーを装備しているシロンであれば、雪道でも気持ちよくドライブを堪能できるはずだ。

 

今回、テストコースとして選ばれたのは、オーストリアの「アルテンマルクト・イム・ポンガウ」アイストラック。マイヤーの故郷ザルツブルグからもそれほど遠くない場所にあり、わずか数週間前には「ヒストリック・アイス・トロフィー2019」が開催されている。イベントの主催者はマイヤーのため特別にコースを整備して、シロンでのテスト走行に備えた。

 

 

「ハーミネーター」、シロンでの雪上ドライブに大興奮!

 

マイヤーは史上最高のアルペンスキーレーサーのひとりで、4度のワールドカップ総合タイトル、2度のオリンピック金メダル、3度の世界選手権タイトルを獲得。危険を顧みない勇敢なスキースタイルや、アクシデントを跳ね除けて滑り続けた姿から、ファーストネームの「ヘルマン」と映画「ターミネーター」を掛けて「ハーミネーター」というニックネームを持つ。

 

「スリッパリーな雪道におけるドリフトの爽快感は、スキーで完璧なパフォーマンスをした時に匹敵します。これだけのビッグパワーにも関わらず、スタートの段階から完全にコントロールされていて、危険を感じることはありませんでした。それで、私はスイッチを押して『ハンドリングモード』に切り替えたんです。その瞬間、信じられないくらい楽しくなりました! かなり厳しい局面でも、それほどドライブを難しく感じさせないんです」と、マイヤーは興奮を隠しきれない様子で語った。

 

 

スキーでのベストパフォーマンスに匹敵する爽快感。

 

マイヤーは普段「アウディQ7 e-tron」をドライブしており、今回はじめてシロンのステアリングを握った。シロンは、最大出力1500ps、最大トルク1600Nmを発揮する、8リッターW型16気筒エンジンをミッドに搭載。完璧な重量配分を誇り、4輪をすべてを駆動することで、雪上のような低ミュー路でも的確に路面を捉えることができる。

 

「私はキャリアのほとんどをスキーヤーとして過ごしてきました。こうやって、雪上で4つのタイヤが、2本のスキーと同じような喜びをもたらしてくれるとは思ってもいませんでした。今後、また機会があれば、ぜひブガッティをテストしたいと感じました。まさに『I’ll be back(ターミネーターの有名なセリフ)』かな(笑)」と、マイヤーは笑顔で語った。