「マセラティ マルチ70号」、19年ヨットレース開幕戦で新記録を樹立し優勝!

マセラティのサポートで世界的ヨットレースに参戦。

 

マセラティがメインスポンサーとしてサポートする、イタリア人ヨットレーサーのジョバンニ・ソルディーニ率いる「マセラティ マルチ70」が「第11回RORCカリビアン600レース」で新記録を樹立し、見事優勝を飾った。「マセラティ マルチ70」はアメリカの「Argo」と接戦の末、30時間49分0秒でフィニッシュ。「Argo」は7分後の20時56分にフィニッシュ、2位に入っている。

 

今回のレースは世界中から集まった総勢700人以上のクルーが、20ヵ国以上から参加する78隻のヨットに乗船。カリブ海の小アンティル諸島、11の島々の周囲を巡る600マイルのコースでタイムを競った。

 

 

アメリカのライバル「Argo」との直接対決。

 

スキッパーのジョバンニ・ソルディーニ(写真)は、スタート直前に次のようにコメントしている。

 

「気象条件は良好、安定した強い貿易風が吹いており、私たちは記録を塗り替えることができるはずです。今回の目標は『Argo』と最高のレースをすること。『Argo』には非常に強力なチームが乗船しています。このレースは間違いなく素晴らしい挑戦になるでしょう」

 

このレースにおける「マセラティマルチ70号」の目標は、直接のライバルである「Argo」を破り、2016年にアメリカの「Phaedo³」が樹立したタイム、1日7時間59分4秒を塗り替えることだ。

 

 

スタートの数分後からライバルをリード。

 

2月18日、現地時間の14時に「マセラティ マルチ70号」はスタート地点を出港。天候は快晴、風速は南東25ノット、波の高さは2〜3メートルというコンディションのもと、「マセラティマルチ70号」は、ジェイソン・キャロルがスキッパーを務めるライバル艇「Argo」に続いてスタート。数分後にリードを奪うことに成功した。

 

現地時間の19日火曜日の朝、「マセラティ マルチ70」は最難関であるグアドループ島に到着。島の高い山々が風に悪影響を与えため、ソルディーニ率いるチームは、海岸から数マイル離れた距離で航海することを決定。この結果、スピードを落しすぎることなくレースコース最南端のレ・サント諸島にフィニッシュすることが可能になった。

 

 

10月にはアジアを舞台とするレースへ。

 

「グアドループ島に着いた後、私たちはメインのヘッドセイルに問題を抱えていたため、かなりタイムロスしました。何時間ものフォアセイルだけを使わざるを得なかったので、問題を解決するまで、私たちが持っていた利点の多くを失いました」と、ソルディーニは厳しいレースを振り返った。

 

「私たちは『マセラティ マルチ70』のパフォーマンスに心から満足しています。2年をかけて素晴らしいボートになり、良い航海方法も学びました。従来の『MOD70』よりも乗るたびに様々な操作が必要ですが、私たちは今では素早くこなすことができます」

 

ソルディーニと「マセラティマルチ70号」にとって、今回のレースが2019年シーズン最初のレガッタ。今後、チームは「ニューポート〜カボサンルーカスレース」(3月17日〜)、「カリフォルニアオフショアレースウィーク」(5月25日〜6月1日)、「トランスパシフィックヨットレース」(7月10日〜)を経て、アジアにおいて「香港〜ベトナムレース」(10月16日〜)に参戦する。