ピレリ、2019年シーズン用F1タイヤのスペックを公開。

公開日 : 2019/02/22 11:55 最終更新日 : 2019/02/22 11:55


バルセロナのプレシーズンテストから投入。

 

F1オフィシャルタイヤサプライヤーとして9シーズン目を迎えた「ピレリ」が、2019年シーズン用F1タイヤの詳細を公表した。

 

 

3種類のカラーと5種類のコンパウンド。

 

2019年の各レースでは3種類のカラーリングを使用。「ホワイト」がハード、「イエロー」がミディアム、「レッド」がソフトコンパウンドを表している。スリックコンパウンドは5種類が用意され、ハード側から1~5までの数字で識別。バルセロナのプレシーズンテストから全5種類のコンパウンドが登場した。

 

今回のテストでは5種類を識別するために、最もハードな「C1」にホワイト、最もソフトな「C5」にレッドのカラーリングが施されるが、通常レースで使用されるストライプは使用されない。一方、「C2」にはホワイト、「C3」にはイエロー、「C4」にはレッドのカラーリングとストライプが施された。シーズン中の各レースでは3種類のコンパウンドが登場するため、5種類のコンパウンドの識別方法はテストのみ適用さる。

 

 

フロントとリヤで異なる温度と内圧。

 

この他、マーキングが全く施されていないプロトタイプタイヤがテスト期間中に投入される。シーズン中、ピレリは各チームの協力のもと、2020年用タイヤ開発テストを予定。テストのスケジュールは追って発表される予定となっている。

 

また、今シーズンからリヤタイヤのタイヤウォーマー最高温度が80℃に制限される。一方、フロントタイヤは従来どおり100℃のまま。これによって、特に気温が低い環境においてフロントタイヤのウォームアップが促進され、グレイニングのリスクが低減される。また、この変更の結果、リヤタイヤの内圧が低く設定されることにもなるという。

 

昨シーズン、新たにアスファルト用として薄いトレッドのタイヤが投入された。このタイヤは目標どおりオーバーヒートの抑制に寄与しており、同様の薄いトレッドが2019年シーズン用タイヤ全てに採用されている。

 

 

 

新型インターミディエイトとウェット。

 

生まれ変わった「インターミディエイト」タイヤ(グリーン)は、より幅広いコンディションをカバーするように設計され、ウエット路面における性能の向上と共に、スリックとフルウェットとの効果的なクロスオーバーポイントをもたらす。一方、「フルウエット」タイヤ(ブルー)は形状が再設計され、耐アクアプレーニング性能がさらに向上。豪雨の際のドライバビリティが向上した。

 

昨シーズン、「フルウエット」と「インターミディエイト」には、高温用と低温用の2種類のレンジが存在した。今シーズン用のタイヤはより広範囲な使用が可能になったことから、2種類のレンジを用意する必要がなくなった。つまり、シーズンを通して1種類のみの「フルウエット」と「インターミディエイト」が使用されることになる。