「イスパノ・スイザ・カルメン」、150万ユーロで2020年から販売開始。


Hispano Suiza Carmen

イスパノ・スイザ・カルメン

 

 

ジュネーブ・モーターショーでスタイリングを初公開。

 

スペインの自動車メーカー「イスパノ・スイザ」は、2019年のジュネーブ・モーターショーにおいて完全新設計のグランツーリスモ「カルメン」を発表する。同社はショーに先立ってリヤセクションを俯瞰から撮影したティザー写真を公開した。

 

バルセロナで設計、開発、製造されるフルEVの「カルメン」は最新のシャシーとパワートレインに、エレガントで古典的なデザインや職人技による組み立て工程を組み合わせた新たなセグメントを構築する1台。スペインの古豪自動車ブランドを象徴するモデルになると同社は胸を張る。

 

「カルメン」は、イスパノ・スイザ創設者の孫娘カルメン・マテウに因んで付けられた。現在、同社を率いるミゲル・スケ・マテウCEOにとって、市販モデルの投入は生涯の野望でもあった。彼の母親でもあるカルメンは、2018年にこの世を去っている。

 

総出力1019ps、0-100km加速が3秒以内。

 

完全新設計された「カルメン」に搭載されるフルEVシステムは、375kWを発揮するモーター2基をリヤに搭載し、総出力750kW(1019ps)を発揮。超高剛性カーボンファイバーモノコックに、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションが組み合わせられる。乾燥重量はわずか1690kg、0-100km加速が3秒以内。想定航続距離は400km。最高速度は250km/h(リミッター)に設定されている。

 

搭載される電動パワートレインは、生産パートナーである「QEVテクノロジーズ」が担当。バルセロナを本拠地とするQEVテクノロジーズは大手自動車メーカー向けに、設計、エンジニアリング、研究開発、製造を行う企業。カンポス・レーシングと協力し、フォーミュラEにも参戦を続けている。

 

 

価格は1億9000万円、19台の「カルメン」を生産。

 

エクステリアデザインは先進性を持ちながらも同時にクラシカルな優雅さをたたえている。戦前に登場したイスパノ・スイザの型破りな流線型クーペ「H6C デュボネ・クセニア」をオマージュしており、革新と伝統を両立したとイスパノ・スイザは説明する。

 

2シーターの豪華なキャビンは、過去のイスパノ・スイザ・モデルからインスピレーションを受けつつ、カスタマーの希望にそったオーダーメイドプログラムも用意されている。

 

価格は税別で150万ユーロ(約1億9000万円)。2019年末から2021年までの期間に、19台の「カルメン」が生産される予定だ。ロードテストは2019年半ばにスタートし、10月にはメディア向け試乗会も開催する予定だという。2020年6月の正式な発売日に先立って、現在プレオーダーを行うことができる。

 

 

【SPECIFICATIONS】

イスパノ スイザ カルメン

ボディサイズ:全長4733 全幅2040 全高1242mm
ホイールベース:2800mm
車両重量:1690kg

 

モーター:PMSM
レイアウト:375kW×2基(リヤ)

最高出力:750kW(1019ps)

駆動方式:RWD

 

バッテリー:リチウムイオン

容量:80kWh

チャージ:CCS2

ACチャージ:3.3kW – 6.6kW / 22kW

DCチャージ:50kW

充電時間(AC):12時間

充電時間(DC):0.5時間(30〜80%)

 

サスペンション形式:前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ:前後APレーシング製カーボンセラミック
ディスク径:前後380×34mm

タイヤサイズ:前265/30R19 後305/30R20

 

最高速度:250km/h(リミッター介入)
0-100km/h加速:3.0秒
エネルギー消費:24.9kWh/100km

Cd値:0.325

 

 

【オフィシャルサイト】

https://www.hispanosuizacars.com