RUF80周年を記念した「CTR Anniversary」、ジュネーブで発表。

2019/03/06 11:55

RUF CTR Anniversary

 

 

初代「CTR」誕生から30年、RUF設立80周年を記念。

 

設立から80年を迎える「RUFオートモビルGmbH」は、ジュネーブ・モーターショーにおいて「RUF CTR Anniversary」の生産モデル、そして最新のコンプリートカー「RUF GT」を発表した。「RUF CTR Anniversary」は、2017年に発表した「RUF CTR 2017」の生産仕様となる。

 

「RUF CTR Anniversary」の名称は、初代「CTR」誕生から30年、同社設立80周年を記念して命名。カーボンモノコックシャシーとカーボンボディを採用したことで総重量1200kgという超軽量スポーツカーを完成させた。エクステリアには「CTR Anniversary」専用リヤウイングを装着し、心臓部には710psを誇る3.6リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンが搭載される。

 

 

空冷エンジンを彷彿とさせるエンジンルーム。

 

エンジンルーム内は空冷エンジンを彷彿とさせる、ネオクラシックなデザインを採用。重量バランスの均等化のため、エアコン用コンプレッサーとパワーステアリングポンプを電動化し、エンジンルーム外に配置した。この結果、エンジンのパワーロスを最低限に抑えることに成功。最高速度は360km/hに対応すべく、RUF製7速マニュアルトランスミッションが採用された。

 

 

すでに「CTR Anniversary」は発表直後に完売。

 

「CTR Anniversary」は、ポルシェ製シャシーやボディをベースに開発してきた、これまでのRUF製コンプリートカーとは異なり、独自設計によるシャシーとボディを採用。もはやベースとなる車両は存在しないと、RUFは胸を張る。

 

また「CTR Anniversary」はプロトタイプ発表直後に完売したが、RUF製シャシーやボディを含め「CTR Anniversary」と多くの仕様が共通している、自然吸気エンジン搭載車両「RUF SCR」は現在も販売が継続中だ。

 

 

RUF GT

 

ポルシェ991をベースにした最新RUF製コンプリートカー。

 

一方、最新コンプリートカーの「RUF GT」は、ポルシェ911(991)をベースとしたモデル。3.0リッター水平対向6気筒エンジンは、最高出力522ps、最大トルク645Nmのパフォーマンスを発揮。総重量は1450kgに抑えられた。

 

ローンチコントロール付7速ダブルクラッチギヤボックスが組み合わされ、0-100km/hは3.4秒を誇る。また、ダックテールスポイラーが大きなダウンフォースを発生させ、最高速度320km/hでも高い安定性が確保されている。

 

ジュネーブ・モーターショーの「RUFブース」では、「CTR Anniversary」「RUF GT」の2台を公開。さらに10年前のジュネーブでデビューを飾ったRUF製EVスポーツカー「eRUF」など、80年の歴史のなかから選りすぐられた車両も展示されている。