「フェラーリ・モンツァSP1」権威あるデザイン賞で金賞を獲得
公開日 : 2019/03/18 07:55 最終更新日 : 2019/03/19 10:08
Ferrari Monza SP1
フェラーリ・モンツァSP1
歴史を現代解釈する「イコナ」を高く評価
3月15日にドイツ・ミュンヘンで授賞式が行われた「iF デザイン・アワード2019」において「フェラーリ・モンツァSP1」が最も栄誉のある金賞を獲得した。この「iF デザイン・アワード2019」は、66年間も続く、デザイン業界において最も権威ある賞のひとつ。
審査員はフェラーリが新たにスタートした「イコナ (Icona)」を高く評価。「イコナ」は2018年にフェラーリが立ち上げたモデルレンジで、1950年代をオマージュしたクラシカルなエクステリアに最新のパワートレインを組み合わせた車種を展開する。その第一弾として、フェラーリはシングルシーターの「モンツァSP1」と2シーターの「モンツァSP2」を発表した。
Ferrari Portofino
フェラーリ・ポルトフィーノ
SP1以外にも3台のフェラーリが受賞
「モンツァSP1」と「モンツァSP2」は1950年代に活躍した「バルケッタ」を現代に蘇らせたモデル。特に「SP1」は左右非対称という非常にユニークなスタイルを採用し、クラシカルでありながら、同時に近未来的で魅力的なエクステリアを実現した。パワーユニットは最高出力810ps、最大トルク718Nmを誇る、6.5リッターV型12気筒エンジンを搭載する。
今回、フェラーリは金賞以外にも「ポルトフィーノ」「488ピスタ」、そしてワンオフモデルの「SP38」が賞を獲得。このように多数のデザインに対して高い評価が与えられたことは、フェラーリ・スタイリング・センターが継続的にスタイルの研究・開発を続けてきたことが世界から認めらたことを意味する。
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