「ポルシェ カイエン クーペ」デビュー! より低くワイドなスポーツSUV

公開日 : 2019/03/23 16:30 最終更新日 : 2019/03/23 16:30


Porsche Cayenne Coupe

ポルシェ カイエン クーペ

 

 

第3世代カイエンにスポーティな“クーペ”が登場

 

ポルシェは、スポーツSUV「カイエン」のモデルレンジを拡張。第3世代カイエンにスポーティなボディバリエーションとして「カイエン クーペ」が加わった。デザイン上の特徴としては、リヤセクションのシャープなライン、アダプティブリアスポイラー、独立したリヤシート、2種類のルーフコンセプト(固定式パノラマガラスルーフとオプションのカーボンルーフ)などが挙げられている。

 

ポルシェAGのオリバー・ブルーメ会長は、「カイエン クーペ」について以下のように説明した。

 

「クーペバージョンは、最新世代のカイエンに搭載された技術的ハイライトを引き継いだ上で、ダイナミックなデザインと新しい技術による独自性も備えています」

 

 

エレガンスを生み出すセクシーなルーフライン

 

クーペの特徴的なシルエットを引き立てるのが固定式ルーフスポイラー。カイエンよりも低いフロントウインドウとAピラーに合わせて、ルーフエッジが約20mm下げられた。再設計されたリヤドアとフェンダーによってリヤトレッドが18mmワイドになり、全体的に力強い印象が増している。

 

「後方に傾斜する急勾配のルーフラインによって、いっそうダイナミックに見える『カイエン クーペ』は、セグメントで最もスポーティな外見を備えたモデルです」と、ポルシェのチーフデザイナーを務めるミヒャエル・マウアーがデザインの特徴を説明する。

 

アダプティブ・ルーフ・スポイラーを初採用したカイエン ターボを受けて「カイエン クーペ」はその機能をさらに前進させた。「ポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)」を構成するパーツの一部として、固定式ルーフスポイラーと新しいアダプティブ・リア・スポイラーが組み合わされている。このリヤスポイラーは90km/hを超えると135mmまで可動。リアアクスルへの接地圧を高め、同時にPAAが空力効率を改善する。

 

 

固定式パノラマガラスルーフとカーボンルーフ

 

「カイエン クーペ」は固定式パノラマガラスルーフが標準装備される。0.92m2のガラス張りのエリアは、全てのパッセンジャーに広々とした感覚を与え、ローラーブラインドが直射日光や寒さを防ぐ。また、オプションの「カーボンルーフ(写真)」は「911 GT3 RS」と同様、中央に窪みを持つ形状が与えられた。

 

カーボンルーフは3タイプの「ライトウェイト・スポーツパッケージ」のひとつとして選択可能。このパッケージには、新型軽量22インチGTデザインホイール、クラシックな千鳥格子柄(ペピータパターン)のファブリックシートセンターセクション、インテリアのカーボンファイバー&アルカンターラアクセントによる、スポーツデザインパッケージも用意されている。

 

 

4席のセパレートスポーツシートによる快適性

 

フロントにはインテグレーテッドヘッドレストと8ウェイ電動調節を備えた、新仕様のスポーツシートを装備。リヤにはセパレートタイプのシートが標準装備される。また、カイエンではおなじみとなている「コンフォートリヤシート」を追加料金なしでオーダーすることも可能だ。

 

カイエンよりも30mm低く設定されたリヤシートによって、後席乗員の頭上にも十分なヘッドスペースを確保。ラゲッジコンパートメントの容量は、日常の使用では625リッター、さらにリヤシートを折りたたむと1540リッターにまで拡張される(カイエン ターボ クーペ:600リッターから1510リッター)。

 

 

340psと550psのターボエンジンを搭載

 

デビュー時に用意されるパワーユニットは、2種類のガソリンエンジン。3.0リッターV型6気筒ターボエンジンは、最高出力250kW(340ps)と最大トルク450Nmを発揮。標準装備される「スポーツ クロノ パッケージ」によって、0-100km/h加速は6秒、最高速度は243km/hを誇る。また、オプションのライトウェイトスポーツパッケージを装備すると0-100km/h加速が5.9秒に短縮される。

 

トップモデルの「カイエン ターボ クーペ」に搭載される4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力404kW(550ps)と最大トルク770Nmを発揮。静止状態からわずか3.9秒で100km/hまで加速し、最高速度は286km/hにまで達する。