マクラーレン最新施設から最初のカーボン製シャシーがデリバリー

2019/03/25 07:30

マクラーレン・オートモーティブの2番目の生産施設

 

マクラーレン・オートモーティブの2番目の生産施設として、英国ヨークシャーに5000万ポンドをかけて設立された「マクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センター(MCTC)」。同施設において、最初のプトタイプ・カーボン製モノセルシャシータブが完成した。

 

このカーボンタブは、ウォーキングの「マクラーレン・プロダクション・センター(MPC)」へと送られ、マクラーレン製スーパースポーツのメインストラクチャーとして使用される。

 

 

コードネーム「PLT-MCTC-01」がついに完成

 

今回、完成したカーボンタブのコードネームは「PLT-MCTC-01」。これは「プロタイプ・ライトウェイト・タブ(Prototype Lightweight Tub)、マクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センター(McLaren Composites Technology Centre)- 01」を意味する。「MCTC」からウォーキングまで搬送された後は、クラッシュテストに掛けられる予定だ。

 

 

MCTCをウィリアム王子とキャサリン妃が昨年訪問

 

「MCTC」は、軽量カーボンファイバー製シャシーの開発を進めるべく、ヨークシャー・シェフィールドに昨年完成。ケンブリッジ公爵(ウィリアム王子)とキャサリン妃、バーレーンのHRHプリンス・サルマン・ビン・ハマド・アル・カリファ皇太子らも昨年この施設を訪れている。

 

マクラーレン・オートモーティブは、2018年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで発表された中期ビジネスプラン「Track25」に基づき、2024年までにはすべてのラインアップをハイブリッド化する計画だ。重量増を余儀なくされるハイブリッドシステムの搭載を考えると、素材の大幅な軽量化が必要不可欠とされる。

 

敷地面積が1万6200平米、建物面積は7000平米という広大な設備をもつ「MCTC」では、カーボンファイバーをはじめとする軽量複合素材の研究・開発、そして製造を行う。現在60名の従業員が働いており、ファクトリーが本格稼働する2020年には200名にまで増加する予定だ。