BMWのフルEVモデル、北極圏で寒冷地テストを敢行

公開日 : 2019/03/28 07:55 最終更新日 : 2019/03/28 07:55


iX3、i4、iNEXTの3車種が極北を走行

 

「BMW i」が開発中の「iX3」、「i4」、「iNEXT」のフルEVモデル3車種がスウェーデン・アリエプローグのBMWグループ・ウィンターテストセンターにおいて集中的な寒冷地走行を行った。現在、BMWはフルEVモデルの積極展開の準備を続けており、「iX3」は2020年、「i4」と「iNEXT」は2021年に市場投入される予定だ。

 

今回、ドライブトレーンとサスペンションのコンポーネントが極めて厳しい天候と路面状況のもとで集中的にテストされた。 北極圏の端に位置するこの土地は、理想的な寒冷地テストのロケーションと言えるだろう。

 

凍結湖、雪上、そして厳しい寒さ・・・。エネルギーマネージメントシステム「BMW eDrive」を構成する、電気モーター、高電圧バッテリー、エネルギー供給システム、サスペンションコントロールシステムは、この厳しい条件下でも高いレベルの性能と信頼性を実証した。

 

 

BMW iX3

 

第5世代「eDrive」搭載のiX3が2020年にデビュー

 

新たな展開を迎えたBMWのEV化戦略の先陣を切るのは、スポーツアクティビティビークル(SAV)。2020年に投入される「iX3」は、初めて第5世代「BMW eDrive」を搭載する。強力な電気モーター、最先端技術が投入された高電圧バッテリーユニットにより、別次元のフル電動SAVになるとBMWは自信をのぞかせる。

 

400kmの最大航続距離を持つ「iX3」は、そして150kW容量の充電ステーションを使うことで、日常ユースだけでなく、長距離ドライブや旅行もこなす。「iX3」は中国・瀋陽の生産拠点「BMWブリリアンス・オートモーティブ・ジョイント・ベンチャー」で世界市場全体に向けて製造される最初のモデルとなる。

 

 

BMW i4

 

最高速200km/h超を実現する電動クーペ「i4」

 

4ドアクーペモデルの「i4」は、美しくダイナミックなエクステリアに第5世代「BMW eDrive」を搭載。航続距離は600kmを計画している。また、走行性能は0-100km/h加速が4秒以下、最高速度は200km/hまで達する。「i4」は2021年からBMWのミュンヘン工場で生産される予定だ。

 

高級電動SAVとしてデビューする「iNEXT」は、第5世代「BMW eDrive」に加えて、最新のレベル3自動運転システムも搭載される。BMWの将来的なモビリティシステムを構成する重要なピースとなり、航続距離は600kmを超える予定だ。生産は2021年からBMWのディンゴルフィング工場で行われる。