PCCJ開幕戦岡山、ポールの上村優太が大差をつけて優勝

Porsche 911 GT3 Cup

ポルシェ 911 GT3 Cup

 

 

若手ドライバー4人が予選上位を独占

 

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2019シリーズ第1戦決勝が、岡山国際サーキットを舞台に、4月13日に開催された。

 

13日の午前中に行われた予選では激しいタイムアタックが展開され、従来のコースレコードを更新するマシンが相次ぐハイレベルな戦いとなった。ポールポジションを獲得したのは今年でPCCJ参戦3年目となる上村優太、ニューコースレコードの1分30秒356を記録する。

 

2番手は2013年、2014年に2連覇を達成し5年ぶりのPCCJフル参戦となる小河諒、3番手はPCCJ ジュニアプログラムドライバーの笹原右京、4番手は今シーズン初参戦となる大滝拓也と、若手ドライバー4人が上位グリッドに並ぶ。

 

 

上村がポールトゥウインで開幕戦を制覇

 

13日、16時40分、フォーメーションラップを経てスタートが切られると、ポールポジションの上村が好スタートを見せる。一方で2番手の小河はスタートに失敗してイン側にマシンを寄せようとするも、後方に迫っていた6番手スタートの星野と接触するアクシデントが発生する。

 

このマシン回収とコース整備を行うためにセーフティカーが導入される。911 GT3 Cupは隊列を組み周回を重ねていき、6周目でセーフティカーはピットロードへと戻りレースは再開。

 

トップの上村はポジションをキープし、2番手の笹原が食い下がろうとするが、ペースを上げられずに2台の差は徐々に広がっていく。結果、上村がポールトゥウインで開幕戦を制してみせた。

 

「今日はスタートをうまく決められ、セーフティカー解除後のリスタートでも落ち着いてスタートを切ることができました。あとは後ろを気にせず、自分のペースで攻め続けてゴールを目指しました」と上村が喜びを語った。

 

一方の2位となった笹原は、「リスタート後、上村選手との差を詰めていけなかったのは悔しいです。でも、レースペースも把握することができたので、この経験を今後に生かしていきたいと思います」と、第2戦に向けて気持ちを切り替えていた。

 

3位には武井真司とのバトルを制した大滝が入り、PCCJ初参戦で表彰台を獲得。「まずは完走することが目標でしたが、表彰台に登れて良かったです。マシンにも慣れてきたので、今後に期待してください」と、力強く語る。

 

 

ジェントルマンクラスは参戦2年目の山口智英が初勝利

 

ジェントルマンクラスは、セーフティーカー導入中の4周目にポールポジションからスタートした永井秀貴に対し、マシンに損傷により、自身や他者に危険をおよぼす可能性があると判断され、ピットインの指示を意味するオレンジディスクが提示される。

 

スタート時のアクシデントで負ったダメージを処置すべくピットへ戻った永井に代わってトップに立った山口智英は、レース再開後も逃げ切って参戦2年目にして嬉しい初優勝を飾った。

 

「まさかの展開でしたが、落ち着いてゴールを目指しました。いいシーズンスタートを切れたので、この調子で頑張っていきたいと思います」と、初優勝の喜びを噛み締める。

 

2位となったIKARIは、「今日の山口選手は速かったですね。明日こそ、表彰台のトップを目指したいです」と悔しさを滲ませる。3位の内山清士は「無事ゴールできて良かったです。明日はひとつでもポジションを挙げたいと思います」と語った。