メルセデス、GLAとGLCの間を埋める「コンセプトGLB」を発表

2019/04/17 14:20

Mercedes-Benz Concept GLB

メルセデス・ベンツ コンセプト GLB

 

 

7人乗車を可能にしたボクシーなスタイル

 

上海モーターショーにおいて、メルセデス・ベンツは市販を前提としたミドルサイズSUV「コンセプトGLB」を公開した。「GLB」のディメンジョンは全長4634mm/全幅1890mm/全高1900mm、3列目シートを備え、7名乗車が可能。すでにデビューしているSUVラインナップ、「GLA」と「GLC」の間を埋める車種となる。

 

エクステリアは最新のメルセデスのトレンドに沿って、印象的なマルチビームLEDヘッドランプを備え、前後オーバーハングが短いオフローダーらしいスタイルを持つ。インテリアはシートやドアパネルにナッパレザーとヌバックレザーを採用。オレンジのステッチをアクセントに使いながら、全体はシックなブラウンにまとめられた。

 

 

多彩なシートアレンジが可能な2列目&3列目シート

 

2829mmの長いホイールベースを活かし、機能的でスペース効率のよい室内空間は、ゆったりとした7名乗車を実現。またラゲッジルームの容量を拡大するため、3列目シートは折りたたみ式となり、ラゲッジルームのフロア下に収めることができる。3列目はエマージェンシーシートではなく、2名に快適な空間を提供すると、メルセデスは胸を張る。

 

2列目シートは「40:20:40」で折りたためるほか、前後方向に140mmの調整が可能。前方に90mm、後方に50mmスライドさせることで、レッグスペースやラゲッジスペースを調整することができる。また、2列目シートは3列目への移動を容易にするために「イージーエントリー」を備えており、背もたれのロック解除レバーを操作することで、シートをたたみ前方にスライドさせることができる。さらに、2列目と3列目には合計4つのチャイルドシートを搭載することも可能だ。

 

 

最高出力224hpを発揮する2.0リッター直4ターボを搭載

 

パワーユニットは最高出力224hp、最大トルク350Nmを発揮する「M260」2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速デュアルクラッチ「8G DCT」が組み合わせられる。

 

駆動方式はAWDの「4MATIC」を採用。「ダイナミックセレクト」スイッチにより、前後の駆動配分を変更することが可能。 通常の「エコ/コンフォート」は80:20、「スポーツ」では70:30、「オフロード」では50:50の駆動配分となる。

 

 

メルセデスの根幹を支えるSUVラインナップ

 

メルセデス・ベンツ・ カーズ マーケティング&セールス責任者を務めるブリッタ・シーガーは「コンセプトGLB」について、以下のように説明した。

 

「成功を収めたGLAとGLCの間にまだスペースがあるか、我々は自問自答しました。コンセプトGLBはこの質問への答えになります。同時にこのセグメントに対するメルセデスの創造的なアイデアも示したコンセプトと言えるでしょう」

 

「コンセプトGLBは、コンパクトで実用的なSUVです。スペーシーな7人乗りファミリーカーとしても、様々なレジャーの相棒にもなれる存在として、カスタマーからの関心が高まると確信しています」

 

メルセデスのSUVラインナップは、カスタマーからの高い支持を得ている。2018年には82万台以上のメルセデス製SUVが販売され、現在までの世界中における総販売台数は600万台を超えた。今や、SUVはメルセデス・ベンツにとって、最も重要なセグメントになったと言えるだろう。