ニッサンGT-R 2020年仕様発表! 50周年記念モデルも登場

2019/04/18 07:55

NISSAN GT-R 50th Anniversary

ニッサン GT-R 50th Anniversary

 

 

ターボ高効率化技術「アブレダブルシール」を採用

 

日産自動車は4月17日、6月に発売予定の「GT-R」の2020年モデルを発表した。あわせて「GT-R NISMO」の2020年モデル、「GT-R」の生誕50周年を記念した限定モデル「GT-R 50th Anniversary」を公開した。

 

今回発表された2020年モデルは、妥協することなく「速さの質」を追求し、加速やハンドリングにこれまでに培ってきたレーステクノロジーを惜しみなく投入することで、さらなる深化を遂げた。

 

匠により1台ずつ手組みする「GT-R」の3.8リッターV型6気筒24バルブツインターボエンジンは、さらなる高性能を実現。2020年モデルでは「GT-R NISMO」に採用してきたレスポンス向上に貢献するターボ高効率化技術「アブレダブルシール」を採用した。レース用ターボチャージャーに多く使用されているこの技術は、吸入した空気の漏れを最小限にすることで、ドライバーの加速意図に即座に応えるレスポンスを実現する。

 

 

ASCのスケジュールをアグレッシブに設定

 

街乗りからサーキットまで、あらゆるシーンにおいて、より最適なギヤを選択し、コーナリング時にエンジンパフォーマンスをより堪能できる変速を実現するため、Rモード専用の「アダプティブシフトコントロール(ASC)」のシフトスケジュールをよりアグレッシブに設定した。

 

コーナー進入時のブレーキングでは積極的に低いギヤを選択し、コーナー進入と同時に、再加速時の駆動レスポンスを向上させ、素早いコーナリングを実現する。ドライバーがより安心して意のままに操れるクルマとするため、新たなサスペンションセッティングを行い、速さはもちろん、鋭い応答性と乗り心地の質の高さを実現した。

 

さらに、ブレーキは従来よりも軽い踏力で制動力が立ち上がるよう、ブースター特性のチューニングにより初期の効き感を向上させ、短いストロークで立ち上がるコントロール性の良いブレーキ性能を実現。これによって、市街地からワインディングロードまで、確かなブレーキの効きを感じることができる。

 

見る角度により表情を変えるワンガンブルーが登場

 

ボディカラーは、見る角度により表情を変える新色の「ワンガンブルー(4RPM)」を設定。ワンガンブルーは、まるで一瞬で駆け抜ける閃光のような鮮やかなブルーが特長となる。青色の透明ベースに光干渉顔料を追加することで、ベイエリアでの日没の余韻を感じさせるミステリアスな色の変化を楽しめるという。

 

また、職人がひとつずつ手作りで加工した青く輝くチタン製のエキゾーストフィニッシャを採用。よりスポーティな印象を与えるこのマフラーと、新デザインのホイールが2020年モデルの存在感をより際立たせている。

 

NISSAN GT-R NISMO

日産 GT-R NISMO

 

「GT-R NISMO」にT3マシンのターボを採用

 

「GT-R NISMO」2020年モデルは、レースの厳しい環境で磨き抜かれた技術を応用したことで、より研ぎ澄まされた性能を実現した。

 

2020年モデルには、2018年のレース用GT3マシンから使用されている新型のターボチャージャーを採用。NISMO用の新たなタービンブレードは、その枚数を減らすと共に最新の流体・応力解析を用い、形状を徹底的に見直すことで出力を落とすことなく、レスポンスを約20%向上した。これにより、コーナー立ち上がり時など、アクセルを踏み込んだ際の加速性能を高めている。

 

車両重心点から遠いルーフ、エンジンフード、フロントフェンダーにカーボン素材を使用し、車両を軽量化することで、コーナリングの性能が向上。特にルーフにはカーボン素材の間に、より低比重の材質を挟み込むサンドウィッチ構造を採用し、さらなる軽量化が図られている。これらの外装部品によって約10.5kgの軽量化を達成した。

 

新開発のRECAROシートは、車両とドライバーの一体感を一段と高めるために、ドライバーの肩甲骨から脇腹、骨盤を安定して支える。さらに、カーボンシェルにコアフレーム構造を追加することで軽量化を実現しながらも剛性を高めた。

 

 

GT3マシンを思わせるフロントフェンダーエアダクト

 

GT3マシンを彷彿とさせるフロントフェンダーのエアダクトは、エンジンルームからの熱を逃がすだけでなく、エンジンルーム内の内圧を下げ、エアダクトの排出風によってフェンダー外表面の流速を下げることにより、表面リフトを減少させることでフロントタイヤのダウンフォースを増やす効果ももたらす。

 

新たに開発した世界最大級のサイズを誇る超高性能のカーボンセラミックブレーキは、世界トップクラスの制動性能だけでなく、サーキットにおける高Gでの効きの良さと、一般道などでの低Gでのコントロール性の両立を実現。

 

ブレーキローターの大径化に合わせて、ピストン配列を最適化した専用の高剛性キャリパーと、新しい摩擦材のブレーキパッドを開発し、高負荷状況だけでなく、日常的な使用においても圧倒的な制動力と優れたコントロール性を実現している。新開発のカーボンセラミックブレーキと、カーボン製の外装部品やRECAROシートなどを合わせて、合計で約30kgの軽量化を果たしている。

 

 

「GT-R NISMO」2020年モデルは5月から予約スタート

 

車両の軽量化、空力性能の向上に加え、9本スポークが特徴の軽量かつ高剛性な鍛造アルミホイールを採用。新開発のハイグリップゴムを用いて、さらに走行中の接地面積を最大化したハイグリップタイヤも新たに開発している。

 

これに伴い電子制御サスペンションのセッティングも変更。軽量化したブレーキと相まってバネ下重量を大幅に削減し、路面をより確実にとらえ、その凹凸にあわせてタイヤのグリップを最大限使用することが可能となった。高車速域においてもステアリングの修正は最小減に抑えられ、コーナリング時の旋回Gが向上、より速いコーナリングが実現するという。

 

「GT-R NISMO」2020年モデルは、5月中旬から先行予約受付がスタートする。

 

 

レーシングカーをモチーフにした50周年記念モデル

 

1969年に「GT-R」の初代モデル「スカイライン2000GT-R」が誕生。その生誕50周年を記念した「GT-R 50th Anniversary」は、2020年モデルの「Premium edition」をベースに、日本グランプリシリーズで活躍した「GT-R」レーシングカーのエクステリアをモチーフとした、ツートンカラーの外観色の組み合わせを象徴的に取り入れた。

 

特に、2020年モデルの新色として採用した「ワンガンブルー(4RPM)」は、高品質の専用ホワイトステッカーとの組み合わせで際立ったコントラストを演出。往年の日産のレースチームカラーを再現している。

 

この他、「ブリリアントホワイトパール(3P)」のボディカラーにレッドステッカー、「アルティメイトメタルシルバー(4M)」にホワイトステッカーと、計3種類のカラーバリエーションが設定された。また、各モデルともリヤに「GT-R 50th Anniversary」の文字をあしらったバッジとステッカーを配置している。

 

「ワンガンブルー(4RPM)」には、ボディカラーとコーディネートした50周年記念ロゴ入りのブルースポークホイールを標準装備しており、走行中は全体が青く見えることで、車体色との一体感をさらに高めている。

 

 

インテリアの各部にも50周年記念ロゴを配置

 

インテリアには、上品なスポーティさを表現したミディアムグレーの専用内装色を採用。上質なセミアニリンレザーを使用するとともに、シートのサイド部にはわずかに明るいグレーを配色し、50周年記念にふさわしい高級感あふれるキャビンを実現した。センターコンソールやメーター内、またシートやキッキングプレートなどにも、50周年を記念するロゴが配されている。

 

また、「GT-R 50th Anniversary」にあわせ、セイコーウオッチは、国産腕時計を代表する「グランドセイコー」から数量限定のコラボレーションモデル「SBGC229」を発表している。

 

 

【車両本体価格(税込)】

GT-R Pure edition:1063万1520円
GT-R Black edition:1253万9880円
GT-R Premium edition:1210万5720円
GT-R 50th Anniversary(ワンガンブルー):1351万6200円
GT-R 50th Anniversary(アルティメイトホワイトシルバー):1347万3000円
GT-R 50th Anniversary(ブリリアントホワイトパール):1319万2200円

 

 

【関連リンク】

・日産自動車 お客さま相談室

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