ABTが手がけた新旧2台のアバント「RS2」と「RS4+」が25年の時を経て邂逅!

2019/04/20 17:55

ABT Audi RS2 / RS4+

ABT アウディ RS2 / RS4+

 

 

1994年に世界中に衝撃を与えた「RS2」と最新の「RS4+」

 

フォルクスワーゲンやアウディを展開するドイツのチューニングブランド「ABTスポーツライン(ABT Sportsline)」は、25年前の1994年、初のアウディRSモデル「RS2」のプログラムを展開した。

 

今回、最新の「RS4+」を加え、2台のエポックメイキングなABTの「RS」モデルを飛行場に持ち込み、フォトセッションが行われた。

 

 

ABT Audi RS2

ABT アウディ RS2 

 

スーパースポーツと対等に渡り合えるアバント

 

「RS2」には、当時としてはパワフルな最高出力315hp(232kW)を誇る2.2リッター直列5気筒ターボユニットを搭載。ハイパースポーツにも負けない動力性能を誇るアバントとして、世界中に大きな衝撃を与えた。そして、このスポーティーなワゴンモデルは、ABTスポーツラインにとっても非常に魅力的な素材となった。

 

ABTスポーツラインは5気筒ユニットにステンレス製エキゾーストシステム、改良型ターボチャージャー、可変カムシャフトを与え、最高出力は360hp(265kW)にまで高められた。現在の視点であれば、エンジンチューニングプログラムは500hpを超えることも珍しくないが、当時はまだパワーインフレが起こっていなかったのである。

 

 

ABT Audi RS4+

ABT アウディ RS4+

 

ABTエンジンコントロールなどにより530hpを発揮

 

2019年、ABTスポーツラインは50台限定で、パワーアップされた「ABT RS4+」を展開。ABTエンジンコントロール(AEC)、ウォータークーラー、最新のエキゾーストシステム、インテークトリムの追加などによって、最高出力530hp(390kW)を発揮する。

 

また、エクステリアやインテリアにも、20インチ「GRアロイホイール」など、ABTスポーツラインの最新イクイップメントが数多く装備されている。

 

 

アウディRS2から始まったハイパワーワゴンの系譜

 

今回の撮影に立ち会った、ABTのCEOを務めるハンス=ユルゲン・アプトは昔を懐かしむように語る。

 

「この“旅”は、1994年にポルシェと共同開発された『アウディRS2』から始まりました。RS2は、スポーツカーと対等に渡り合える、初のステーションワゴンであり、アウディにも多大なる成功をもたらしています」

 

この撮影のために最新の「RS4+」に加え、同社で保存されていた真紅の「RS2」が持ち込まれた。「RS4+」は撮影後にオーナーの元へとデリバリーされている。