シティを舞台にした華やかなコンクール・デレガンス、ロンドン・コンクールを彩った名車たち

ロンドンの中心部に集まったヒストリックカー

 

6月5~6日、英国・ロンドンの中心地シティで、ロンドン・コンクール(London Concours)が開催された。5エーカーもの広大な敷地で開催された今回のイベントには、数千人のヒストリックカーファンが訪れている。

 

この華やかなコンクール・デレガンスには、約130台の貴重なヒストリックカーが参加。今回設けられたのは、「The Icons」「The Innovators」「Great Marques – Ferrari」「Great Marques – Jaguar」「The Outlaws」「Made in Germany」「The Lost Marques」の7クラス。

 

 

7つのクラスで審査員により受賞車を選出

 

各クラスには、マクラーレンF1、フェラーリ250GT TdF、ブガッティ ヴェイロンといった錚々たる顔ぶれに加え、F1マシンのロータス99/Tも参加した。そして、全車の頂点に位置する「Best in Show」を獲得したのは、流麗なジャガーCタイプだった。

 

ロンドン・コンクールの審査員は、非常に美しい状態で保存されているジャガーCタイプをベストに選出した。この車両はジャガーのモータースポーツの歴史を象徴する1台。トミー・ウィズダムのドライブでモナコ・グランプリを走行後、1952年シーズンにはスターリング・モスもステアリングを握った。ロンドン・コンクールに登場した車両は、1953年のミッレミリアを走った1台だ。

 

このジャガーCタイプは、「Great Marques – Jaguar」も受賞。その他の受賞車は以下の通り。

 

「Great Marques – Ferrari」:フェラーリ166インター
「The Icons」:ロールス・ロイス シルバーゴースト
「The Innovators」:ロータス79
「Made in Germany」:フォルクスワーゲン ゴルフGTI
「The Outlaws」:ランチア アウレリア B20 GT
「The Lost Marques」:ブリストル404

 

 

会場の話題をさらった『ミニミニ大作戦』のミウラ

 

コンクール・デレガンスの参加車両以外にも、素晴らしいコンディションのヒストリックカーが数多く参加。特に注目を集めていたのが、スペシャルフィーチャーとしてピックアップされたランボルギーニ ミウラだ。映画『ミニミニ大作戦(The Italian Job)』の撮影で実際に使用されたミウラを筆頭に、P400SやSVなど7台の美しいミウラが披露された。

 

2台の象徴的なモデルを並べた「The evo and Octane Supercar Paddock」コーナーも人気を集めている。ここにではマクラーレンF1とマクラーレンP1、アストンマーティン DBSとDBSスーパーレッジェーラ、フェラーリ250 GT LussoとフェラーリGTC4Lussoが展示された。

 

 

ロンドンの街を彩った最高のコレクションたち

 

ロンドン・コンクールのディレクターを務めるアンドリュー・エバンスは、今回のイベントについて次のようにコメントした。

 

「今回受賞した車両たちは、過去最高のコレクションと言ってもいいでしょう。そして、その美しいクルマたちを、参加した数千人の皆さんと共有できたことも、心から誇りに思っています。そして、ロンドン・コンクールを成功させてくれた、すべてのパートナーの皆様にも感謝しています」