世界最高峰のコンクールのひとつ「サロン・プリヴェ」に、アトリエ・ディーヴァの特製タルガが登場

公開日 : 2019/07/29 18:55 最終更新日 : 2019/10/07 15:39


サロン_プリヴェ_アトリエ_ディーヴァ_タルガ_イメージ

Salone Prive 2019

サロン・プリヴェ 2019

 

今年の9月、英国・ブレナム宮殿で開催されるコンクール・イベント「サロン・プリヴェ」に特別な“タルガ”がお目見えする。

 

サロン_プリヴェ_アトリエ_ディーヴァ_タルガ_走りリア

 

935の刺激に、991の信頼性を組み合わせる

 

パリ郊外に拠点を置くCrubile Sport社は、数十年にわたり稀少なポルシェのレーシングカーのレストアや修理を請け負ってきた専門家集団。ポルシェについての経験と知識、腕の確かさは、世界で1、2を争うといわれる。

 

ル・マン・クラシックで935と911 RSR “R5”を走らせたあと、パリへ戻る車中で彼らは考えた。究極のパフォーマンスと感動を与えてくれるこのようなマシンに、日常で使える快適性を組み合わせることはできないだろうか。

 

彼らが夢見たのは、935のスリルとモダンな991の信頼性、その両方を持ち合わせた1台のクルマだった。911S 2.4(901)のエレガンスをまとっていれば、なお素晴らしい。

 

2018年、彼らはアトリエ・ディーヴァを設立。共同経営者のジェレミー・ギャラモンは語る。「とてつもないレーサーと、毎日使える乗用車の融合。それが元々のアイデアでした」。そして、新しいタルガというカタチで彼らはその夢を実現した。

 

サロン_プリヴェ_アトリエ_ディーヴァ_タルガ_フロント

 

カーボンファイバー製ボディ+400bhpの4.2リッターエンジン

 

アトリエ・ディーヴァのタルガの開発は、後輪駆動もしくは4WDの964をボディシェルの状態にすることからスタートした。それからカーボンファイバー製のナローボディを手作業で架装。F1やLMP1のマシンで使用されるプリプレグ方式のカーボンを用いており、車重は1100kgちょっと。コンポーネンツには現代テクノロジーを詰め込むべく、車体はわずか3cmほど拡げられた。

 

400bhpを発する4.2リッターエンジンは、公道はもちろんレースにも必要なスペックを充分に満たしているという。

 

サロン_プリヴェ_アトリエ_ディーヴァ_タルガ_内装

 

ボディはタルガ、クーペ、ラリースタイルの3仕様

 

内装は顧客の好みに応じた装備や風合いで構成。要望あらば、近年数々のデザイン・アワードを受賞している気鋭のインテリアデザイナー、トリスタン・アウアーの助言を受けることができるという。

 

初期911からのデザイン・キューを巧みに採り入れ、パリの工房が手掛けるストロー材の嵌め込み細工や、特定の時代のポルシェのインストゥルメント・パネルがシルクスクリーン印刷でひとつひとつオーダーメイドで蘇る。AVシステムは、フランスの名門カーオーディオメーカー、フォーカル社との共同開発だ。

 

タルガ、クーペ、ラリースタイルのサファリという3種類のボディを、それぞれ25台製作予定。1台完成するのに1年を要するという。

 

サロン・プリヴェの共同創設者であり、セールス・ディレクターも務めるデビッド・バグリーは言う。

 

「今年のサロン・プリヴェには、超最先端のEVからアトリエ・ディーヴァのタルガまで、数多くの新型車が登場します。アトリエ・ディーヴァが作った、レース由来のエンジンに現代的テクノロジーを詰め込んだ手仕上げのビスポークモデルは、日々の運転に歓びを感じるドライバーと、本物のレーサーという両方の世界を貴方に見せてくれるでしょう。微に入り細を穿つ作りは、まさに芸術作品と呼ぶのがふさわしい代物です。実際にその車両を目の当たりにしながら、作り手と顧客が心ゆくまで談義を深めることができる。サロン・プリヴェはそういう特別な場所なのです」

 

 

【関連リンク】

・サロン・プリヴェ公式サイト(英語)

https://www.salonpriveconcours.com/