「ポルシェ タイカン」プロトタイプが上海とグッドウッド、ニューヨークでデモランを敢行

Porsche Taycan prototype

ポルシェ タイカン プロトタイプ

 

 

ポルシェエクスペリエンスセンター上海を疾走

 

ポルシェAGは、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン プロトタイプ」のデモンストレーション走行イベント・ポルシェトリプルデモランを、中国、英国、米国の3ヵ国で実施する。

 

ポルシェトリプルデモランは、ポルシェエクスペリエンスセンター(PEC)上海のハンドリングコースにおける公式デモラップからキックオフされた。現在もカモフラージュされたポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」プロトタイプは、中国に続きポルシェの重要な販売市場である英国と米国を3週間にわたり訪問する予定となっている。

 

2018年4月26日にオープンしたPEC上海は、アジア初、世界でも6番目となるポルシェ エクスペリエンスセンター。オフロードサーキットや1.4kmのハンドリングコースで、車両の限界までダイナミックなドライビングを体感できる施設。F1中国GPが開催されている上海インターナショナルサーキットへ直接アクセスすることも可能で、人口約3億人が暮らす上海からクルマで2時間圏内の好ロケーションに立地している。

 

 

ルーフにはホスト国を象徴するイラストも

 

今回、ポルシェトリプルデモランで使用される「タイカン」プロトタイプのルーフには、各ホスト国への敬意を表したカラーリングが施される予定。上海では龍の絵が描かれ、ポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)のドライバーであるリー・チャオがステアリングを握る。

 

「タイカンの開発における明確な目標が、ポルシェ特有の優れた性能であることは、運転を開始した直後から感じ取ることができました。タイカンのシャシーは、妥協のないスポーツ性から驚くほどの快適性まで広い範囲をカバーし、スポーツカーの正確なハンドリングとサルーンの長距離走行の快適性を見事に兼ね備えます。低い重心に加えてリヤアクスルステアリングも重要な役割を果たしています。タイカンのコーナリングはダイレクトでグリップも強力です」と、リー・チャオはタイカンの完成度を絶賛した。

 

 

グッドウッドではマーク・ウェバーがドライブ

 

今後、ポルシェトリプルデモランが行われるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(7月4日〜7日)と、ABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン最終戦ニューヨーク(7月13日〜14日)においても、タイカンはその雄姿をたっぷりと披露する。ステアリングを握るのはグッドウッドがマーク・ウェバー、ニューヨークはニール・ジャニが担当する。

 

タイカンは今年9月のワールドプレミア前に、約600万kmにもおよぶテスト走行を行っている。ポルシェでは、EVも内燃機関を搭載するスポーツカーと同様に非常に厳しいテストプログラムが課されており、優れた性能の発揮に加えてあらゆる気候条件における制限のない使いやすさを証明することも求められている。タイカンに関してはバッテリーの充電、極端な条件下でのドライブトレインと車内の温度制御など、特に要求の厳しい課題がテストに追加された。

 

現時点で明らかになっているスペックによると、タイカンの最高速度は250km/h超。0 – 100km/h加速は3.5秒以内をマークし、12秒以内で200km/hに達する。