PCCJ第10戦富士、優勝の笹原右京がシリーズチャンピオンを獲得!

公開日 : 2019/08/05 16:30 最終更新日 : 2019/08/05 16:30


ポルシェカレラカップ_第10戦決勝5

タイトルに王手を掛けた笹原がポールポジション

 

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2019年シーズン第10戦決勝が8月4日(日)に富士スピードウェイで開催され、前日の第9戦に引き続き笹原右京が優勝。最終戦を残して初の年間タイトルを決めた。

 

3日(土)に開催された予選のセカンドベストタイムで決定した第10戦のグリッドは、現在ランキングトップに立つPCCJジュニアプログラムドライバーの笹原が、今シーズン5回目となるポールポジションを獲得。2番手は2013年、2014年に2連覇を達成し5年ぶりのPCCJフル参戦となった小河 諒、3番手は逆転王者を狙う上村優太となっている。

 

ジェントルマンクラスはIKARIが第7戦から4戦連続となるポールポジション。2番手に浜崎 大、3番手に内山清士と続く。クラスランキングトップの山口智英は5番手からのスタートとなった。

 

 

予選3番手スタートの上村がトップの笹原に襲いかかる

 

連日の猛暑が続き、午前9時15分のフォーメーションラップ開始時に気温は30度にまで上昇。グリッドに再整列した各車は、シグナルのブラックアウトでスタートを切った。前戦ではスタートに失敗したポールポジションの笹原だったが、今回は無事にトップで1コーナーを駆け抜けていく。一方、3番手スタートの上村は小河を捕らえて2番手に浮上しトップの笹原を追う。

 

2番手以下を引き離したい笹原だったが思ったようにペースが上がらず、3周目に1秒以上あった差が6周目には0秒668まで縮まってしまう。セクター2のペースは完全に上村の方が速く、その差は徐々に縮まっていき、13周目の最終コーナーで上村が笹原に襲いかかる。

 

 

逃げ切った笹原が最終戦を残してタイトルを確定

 

しかし、上村は笹原をオーバーテイクをすることができず、コースアウトを喫してしまう。なんとかコースへ復帰したものの、笹原はそのまま逃げ切りトップでチェッカーを受け、優勝とともにシリーズチャンピオンを確定した。

 

「スタートはうまく決まりましたが、その後ペースが上がらずに苦労しました。上村選手の追い上げも厳しく、最後はなんとか逃げ切った形です。本当ならば快勝でチャンピオンを決めたかったので、最終戦も勝ってシーズンを終えたいと思います」と、タイトルを決めながらも笹原は課題を語る。

 

2位の上村は「1周目に小河選手をオーバーテイクして笹原選手を追いかけたのですが、あと一歩届きませんでした。最終戦では一矢報いたいですね」とリベンジを誓う。3位の小河は「前の2台を追いかけたかったのですが、ペースを上げることができず残念でした」と、悔しさを滲ませた。

 

 

予選3番手の内山清士が逆転で第6戦以来の勝利

 

ジェントルマンクラスは、クラスポールポジションスタートのIKARIがトップで周回を重ねていくが、8周目に浜崎の逆転を許してしまう。それでもIKARIは翌周に再びトップを奪い返した。

 

3番手の内山は9周目に浜崎のオーバーテイクに成功し2番手に浮上すると、トップのIKARIとテール・トゥ・ノーズで周回を重ねていく。そして最終ラップ、内山はIKARIとのバトルを制して第6戦以来の優勝を飾った。なお、ランキングトップの山口が6位でフィニッシュしたため、山口が150点、内山が140.5点、IKARIが140点という、三つ巴の接戦で最終戦を迎えることになる。

 

今シーズンのPCCJ最終戦となる第11戦は、10月11日(金)〜13日(日)にF1日本GPの併催レースとして鈴鹿サーキット(三重県)で開催される。オーバーオール(総合)のチャンピオン争いは、参戦初年度の笹原が決めたが、ジェントルマンクラスは最終戦の結果次第となる。