ロータス・カップ「JAPAN LOTUS DAY 2019」内でエキシビション戦を開催

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数百台が集結したロータスの祭典での特別戦

 

JAF(日本自動車連盟)公認レース「LOTUS Cup Japan(ロータス・カップ)」、2019年シーズン特別戦が9月8日(日)に富士スピードウェイで行われた。特別戦は、ロータスの祭典 JAPAN LOTUS DAY 2019内のエキシビションとして開催。シリーズポイントには加算されないものの、最終ランキングで同ポイントとなった場合、今回の順位によって最終結果が決まる可能性もあるため、決して無視できない一戦となる。

 

ロータス初のフルEVハイパーカー、エヴァイヤの日本プレミアという話題に沸いたJAPAN LOTUS DAY 2019には、今回も多くのロータスが集結。貴重なヒストリックカーのデモラン、サーキット走行会、トークショーなどイベントが目白押しの中で行われた特別戦には、クラス1が5台、クラス2が5台、合計10台がエントリーした。

 

 

2015年以来の参戦となる坂田が激しいレースを演出

 

午前中の予選に続き行われた決勝レースは、富士スピードウェイ10周で争われる。予選は好天に恵まれていたものの、決勝前に突如雨が落ち始める。しかしフォーメーションラップ直前に再び日差しが戻り、午前11時15分に10台が一斉にスタートした。

 

ポールポジションの山本健一が抜群の蹴り出しで1コーナーをクリアした一方、2番手以降は大きく順位が動く。ゲストドライバーとして参戦する予選4番手の佐藤考洋が、荒田良浩と飯田敏雄をかわして一気に2番手に浮上。さらに5番手スタートの坂田元憲も、飯田と荒田をパスして3番手に順位を上げた。

 

勢いに乗る坂田はオープニングラップのストレートで佐藤に並ぶが抜くまでには至らない。逆に2周目の2コーナーでアウト側に膨らみ、飯田の先行を許してしまう。諦めない坂田は3周目に飯田を抜き返すと5周目のストレートで再び佐藤のスリップストリームに入り、1コーナーで2番手に浮上した。

 

 

盤石のレースの山本がポール・トゥ・フィニッシュ

 

快進撃を続けた坂田だったが、直後にドライビングミスもあって佐藤と飯田に抜かれ、またも4番手にまで順位を落としてしまう。その後も飯田と坂田によるテールトゥノーズが続き、8周目のストレートでスリップに入った坂田がまたも飯田をパスして3番手に順位を上げた。

 

トップの山本はレース中盤に細かいドライビングミスにより、一時は佐藤との差が1秒近くにまで縮まったが、その後は落ち着きを取り戻して冷静に周回。終わってみれば2番手の佐藤に3.049秒差をつけて、もてぎからの連勝を3に伸ばした。ゲストの佐藤が賞典外となるため、2015年以来のロータス・カップ参戦となった坂田が2位。3位に飯田、4位に荒田のオーダーでレースを終えた。

 

「序盤から中盤はミスがいくつかありましたし、後ろが団子になっていたのですごいプレッシャーを感じました。ブレーキングが奥に奥に行ってしまって、止まりきれなくなることが何度かあったんです。佐藤選手もグッと詰めてくるので、精神的にキツかったです。このままじゃダメだと思って、落ち着いて早めのブレーキングを心がけて立ち上がり重視にしたら逃げ切ることができました」と、フィニッシュ後に山本は安堵の表情を見せていた。

 

 

シーズン最多の5台が集まったクラス2は秋葉が完勝

 

クラス2は予選トップの秋葉有一がスタートで一瞬遅れるも、1コーナーをトップで通過。その後方ではスタートを決めた西面 一が2番手に浮上し、1秒以内に松尾 修とIKURO MATSUBAが続き3台での接近戦が繰り広げられる。しかし、2番手を走行していた西面は序盤の接触によりドライブスルーペナルティで4番手までポジションを落としてしまう。

 

トップの秋葉は首位を守りきって3連勝、2位には今回がシリーズ初参戦となる松尾が入った。最終ラップまで続いたIKURO MATSUBAと西面による3位争いは、IKURO MATSUBAが制して表彰台を獲得。今回が復帰戦となった大屋彰利も5位でレースを走りきっている。