マスタングのDNAを受け継ぐ電動SUVが現れる。2019年11月17日に世界初披露へ【動画】

公開日 : 2019/10/28 06:30 最終更新日 : 2019/10/28 06:30

フォードの新型SUVティザー画像イメージ

マスタングに着想したSUVはV8ではなく電気で走る

 

フォードは2022年までに15車種のBEV、および40車種の電動化パワートレイン搭載車を導入すると公言している。もちろん電動化の中にはフォードの魂であり、大黒柱であるピックアップトラックのF150も含まれる。そして、マスタングの名も例外ではない。

 

フルEVの先鋒となるのは「マスタングにインスパイアされた」電動SUV。ロサンゼルス・オートショーに先立つ2019年11月17日、フォードはその新型EVをワールドプレミアする。テスト風景はすでに動画で公開していたが、アンベールを前にシルエットのみのレンダリング、そしてクレイモデルの一部を映し出した特別ムービーも披露された。

 

フォードの新型SUVティザー画像イメージ

ロサンゼルス・オートショーでの公開を予定している新型EVのティーザー画像。マスタングをインスパイアしたSUVだという

 

一度の充電で最長600km(WLTPモード)の航続距離を標榜する次期型SUVのアンベールは、2019年11月17日22時(日本時間11月18日15時)にライブストリーミングで全世界へ発信される。その後、ロサンゼルス・オートショー会場で一般向けに初展示する予定だ。

 

電動化のムーブメントはビッグ3を救うか

 

V型レイアウトの大排気量内燃機の象徴ともいえるビッグ3とて、時代の流れには逆らえない。ガソリン価格は依然として廉価ではあるものの、都心部から確実に省燃費、低排出ガスの流れは加速している。

 

V8エンジンのDOHC化、ダウンサイジングの“エコブースト”ユニットなど、ビッグ3のなかでもコンテンポラリーで柔軟な姿勢をもつフォードは、いまは電動化に向けて猛然と舵を切っている。

 

電動化および自動運転の分野ではスケールメリットを考慮し、フォルクスワーゲンとも提携。同社の電気自動車専用プラットフォーム「MEB」をベースに、2023年までに少なくとも1モデルの市販EVを設計・製造して欧州で販売するという計画もある。目標は、6年間でMEBを使用した60万台以上の電気自動車を販売することだという。

 

ジープがPHVで走り、キャデラックはEVブランドになり、F150もV8を降ろす時代がやってきた。電動化は、アメリカ車復活の狼煙となるか。