アウディ A6にプラグインハイブリッドを追加。社用車にも最適な好燃費ミドルサルーン

公開日 : 2019/10/30 14:55 最終更新日 : 2019/10/30 14:55


アウディ A6 TFSI e クワトロのフロントイメージ

Audi A6 55 TFSI e quattro

アウディA6 55 TFSI e クワトロ

 

 

ドイツでは社用車なら自動車税が半額に

 

アウディは、2019年10月21日にミドルサイズサルーンの「A6」にプラグインハイブリッドモデルを追加すると本国ドイツで発表した。

 

電動化を積極的に推進中のアウディは、2019年下半期だけで5種類のプラグインハイブリッドモデルを追加すると明言していた。今回A6に追加する「A6 55 TFSI e quattro」はA7、A8、Q5、Q7に続く5台目のPHVモデル。

 

アウディ A6 TFSI e クワトロのリヤイメージ

静かで燃費よく税制面にも有利とあって、ドイツ本国ではビジネスユースとして人気が出そうなA6のプラグインハイブリッドモデル。アウディは直噴ガソリンターボエンジンを軸にした新世代PHVシステムを「TFSI e」と呼ぶ

 

252psの2.0リッター直列4気筒 TFSIエンジンに105kWのモーターを組み合わせるパワートレインを搭載し、システム総合出力367psを発生。システム最大トルクの500Nmは1250rpmというごく低回転域から湧出する。容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリーを車体後部に配置し、EVのみでも53km(WLTPモード)の走行を可能とした。ちなみにドイツで社用車として使用した場合、自動車税はおよそ半分になるという。

 

クワトロ+DCTで0-100km/hは5.6秒

 

4輪駆動システム“クワトロ”が標準であり、0-100km/h加速は5.6秒。最高速はリミッターで250km/hに制限されており、EVのみでも135km/hまで加速できる。トランスミッションは7速Sトロニック(DCT)を組み合わせる。

 

駆動方式は、電気のみで走るEVモード、電気とモーターを適宜使い分けるハイブリッドモード、バッテリーの使用をなるべく抑えるホールドモードの3種類を用意した。

 

ハイブリッドモードでは、ナビゲーションのデータやオンラインの交通状況、ドライバーの運転スタイル、カメラやレーダーにより検知した情報などを総合的に判断したうえで効率よくエンジンとモーターを使い分ける。目的地近辺はできる限りEVのみで走行できるようにコントロールし、必要に応じて旅程の後半でエンジンを稼働してバッテリーを充電することもある。

 

燃費は最高52.6km/Lを記録

 

充電は最大7.4kWの出力に対応しており、およそ2時間半で完了する。専用アプリの「MyAudi」を利用すれば、遠隔からの充電状態チェックや事前にエアコンを稼働させておくことも可能。エアコンシステムには電気系駆動コンポーネンツの排熱を活用したヒートポンプを採用するなど、効率化を図っている。

 

プラグインハイブリッドモデルには車高を下げるスポーツサスペンション、マトリクスLEDヘッドライト、スポーツシート、4ゾーン独立調整オートエアコン、バーチャルコクピット、19インチホイール、プライバシーグラス、Sライン ブラック スタイリングの意匠を標準で備える。

 

A6 55 TFSI e quattroの欧州複合燃費は2.1〜1.9L/100km(47.6km〜52.6km/L)。車両価格は6万8850ユーロ(約830万円)からで、すでにドイツ本国ではプレセールスをスタートしている。日本への導入時期は未定。