BMW M8 グランクーペ デビュー! 最高峰のコンペティションは625hpを発揮

M8 コンペティション グランクーペ走行シーン1

BMW M8 Competition Gran Coupe

BMW M8 コンペティション グランクーペ

 

 

ロサンゼルス・オートショーでワールドプレミア

 

BMW M GmbHは、8シリーズ グランクーペに、ハイパフォーマンス仕様の「M8 グランクーペ/M8コンペティション グランクーペ」を追加した。2019年11月に開催されるロサンゼルス・オートショーでワールドプレミアされ、400台限定の「M8 グランクーペ ファーストエディション」を含め2020年4月から世界市場へと投入する。

 

際立った動力性能に流麗なエクステリアを備えた8シリーズの高性能版としては、すでに「M8クーペ/M8コンバーチブル」がデビュー済み。今回、実用的なリヤシートとリヤドアを備えたフル4シーターとして「M8 グランクーペ/M8コンペティション グランクーペ」がラインナップに加わった。

 

4ドアクーペとなってもスタイリングは2ドア仕様と遜色なく、動力性能は高められている

 

耐久レースで活躍したM8 GTEからのフォードバック

 

M8 グランクーペは、M8 クーペをベースに開発されており、耐久レースで活躍したM8 GTEの開発・実戦で得られた経験やデータも重要な役割を果たした。

 

パワートレイン、シャシー、エアロダイナミクスの開発のため、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェをはじめとするレーストラックで重点的なテストを敢行。シャシーはサーキット走行を想定し、前後足まわりの剛性レベルを中心に大幅に強化されている。

 

M8 コンペティション グランクーペ搭載の4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力625hp/最大トルク750Nmを発生

 

最高出力625hpを発揮する4.4リッターV8ツインターボ

 

BMW M GmbHが開発を手がけた4.4リッターV型8気筒Mツインパワーターボを搭載し、最高出力441kW(600hp)、最大トルク750Nmを発揮。上級モデルのコンペティションは、最高出力460 kW(625hp)にまでパワーアップされる。

 

このパワフルなV8ユニットにBMW M GmbH製スポーツエキゾーストシステムと、マニュアル操作を可能とするシフトパドル付き8速Mステップトロニックが組み合わせられる。この結果、0-100km/h加速はM8 グランクーペが3.3秒、M8コンペティション グランクーペが3.2秒という、抜群の加速性能を実現した。

 

BMW8シリーズのエレガントかつスポーティな装いのインテリアを踏襲する

 

リヤ駆動も選択できる4WDシステム「M xDrive」を採用

 

駆動方式はリヤ駆動をメインとする全輪駆動システム“M xDrive”を採用。アクティブMディファレンシャルにより、路面状況に合わせて駆動配分をアクティブに変更する。また、セットアップメニューではデフォルトのAWD設定から、よりリヤ駆動を重視したAWDスポーツモードまで選択可能。また、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)を無効にすることでリヤ駆動のみで走行することもできる。

 

サーキット走行を想定して専用チューニングが施された足まわりは、サスペンションの取り付け剛性が大幅に高められた。M8 クーペと同様にMインテリジェント・ブレーキシステムも初採用。ブレーキシステムをモジュール化したことで、システム総重量は2kgも軽量化。さらにコンフォートとスポーツという、ペダルフィールの異なるブレーキモードも用意された。

 

8シリーズ クーペより200mmも延長されたホイールベースにより後席の居住性は高まった

 

200mm延長したホイールベースにより居住性は大幅に向上

 

M8 クーペ同様にセットアップボタンを導入。インストゥルメントパネルのセットアップボタンを使用することで、車両に関する5つのパラメーターに直接アクセスすることが可能となった。

 

コントロールディスプレイのセットアップメニューには、現在のセッティングがどのような状態にあるのか表示され、ドライバーはセンターコンソールのタッチスクリーン、もしくはiDriveコントローラーを使用し、エンジン/サスペンション/ステアリング/ブレーキ/M xDriveの各パラメーターを自由に変更できる。

 

M8 クーペと比較してホイールベースが200mm伸ばされたことで、主にリヤシートの居住性が大幅に向上。また、リヤコンパートメント中央のサードシートも短距離の移動であれば十分実用に耐えうるものとなっている。