メルセデスAMG、Aクラスに最強の「45」を追加。アファルターバッハ伝統の手組みエンジンを搭載!

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスの外観フロントイメージ

Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+

メルセデスAMG A 45 S 4マティックプラス

 

 

アファルターバッハからの最新ホットハッチ

 

メルセデス・ベンツ日本は、Aクラスに最強の「メルセデスAMG A 45 S 4マティックプラス」を追加。2019年10月23日より注文受付を開始した。

 

現行の4代目Aクラスは2018年にデビューし、2019年8月にはAMGの「35」シリーズを追加している。今回加わったのは、Aクラスのフラッグシップ的存在となる「45 S」だ。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスの外観フロントイメージ

全長4.5mに満たない小型のボディに、421ps/500Nmのパワフルなユニットを搭載したホットハッチ。2019年10月23日現在で、量産最強の2リッター4気筒ターボユニットという

 

心臓部には421ps/500Nmの2リッター直列4気筒ターボを搭載。アファルターバッハで「One man, one engine」の哲学のもと、ひとりのマイスターが一基すべての工程を担当する方式で製作されている。最大過給圧2.1バールのターボをもつ最新ユニットはM139型と呼ばれる。レブリミットは7200rpmと高回転までよく回り、5000から5250rpmの範囲で最大トルクが発生する。

 

ターボとエキマニを後方に、インマニなどの吸気系を前方にレイアウトすることでエンジン搭載位置を下げ、重心高を抑えることで操縦性能の向上を図っている。シリンダーブロックはクローズドデッキ構造で、最大160barの燃焼圧に対応。シリンダーライナーにはピストンとシリンダー間の摩擦を低減するNANOSLIDEコーティングを施した。このコーティング技術はAMG 63シリーズでおなじみのM156型から採用されており、F1用エンジンにも活用されている。

 

ターボのコンプレッサーとシャフトには、AMG GT 4ドア クーペの63 Sに採用されているのと同じローラーベアリングを採用。電動制御ウェストゲートを備えることで過給圧の精密な制御が可能となり、最大2.1barとクラス最高の過給圧を実現している。また、ターボの冷却にオイルと水だけでなく外気も活用するべく、エンジンカバーがエアディフレクターとして働くよう設計。さらにボンネット下にもダクトを配した。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスのエンジンイメージ

アファルターバッハの伝統にならい、ひとりのマイスターが最初から最後まで責任を持って手組みで仕上げる2リッター直4エンジン

 

電子制御リヤディファレンシャルも装備

 

前後トルク配分を100:0から50:50の範囲で可変する4輪駆動システム“4マティック”に加え、新型リヤディファレンシャルには「AMGトルク コントロール」を内蔵。電子制御式の多板クラッチを2枚備え、それぞれを左右のディファレンシャルに接続することで左右後輪間でも状況に応じてトルク配分が行われるようになった。

 

エンジンルーム下部のアルミニウム製プレートをはじめ、ストラットタワーバー、アンダーボディ前部および後部に斜めに配したストラットなど、補強部品を各部に増設。主にボディフロントセクションのねじれ剛性を向上した。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスのサスペンションイメージ

減衰力を電子制御で連続可変するダンパーを備えたAMG RIDE CONTROLサスペンションもオプションに設定。コンフォート/スポーツ/スポーツプラスの3段階に減衰力特性を切り替えることができる

 

フロントサスペンションは、マクファーソンストラット。リヤは4リンク式で、横方向のコントロールアーム3本とトレーリングアーム1本、専用ベアリングという構成となる。減衰力を電子制御で連続可変するダンパーを備えたAMG RIDE CONTROLサスペンションもオプションに設定。コンフォート/スポーツ/スポーツプラスの3段階に減衰力特性を切り替えることができる。

 

また、ノーマルのAクラス比で前後トレッドも拡大(フロント+30mm、リヤ+11mm)し、操縦安定性をさらに高めた。

 

ブレーキはフロントに6ピストン固定キャリパーと360×36mmディスク、リヤには1ピストンフローティングキャリパーと330×22mmディスクを装備。いずれもドリルドベンチレーテッドディスクで、キャリパーはAMGロゴ入りのレッド塗装仕上げとなる。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスの4マティックイメージ

4輪駆動“4マティック”はリヤに電気機械制御式の多板クラッチを備え、車速や横・前後方向の加速度、舵角、各輪回転速度差、選択ギヤ、アクセルポジションなどに応じてトルクの前後可変配分を行う。新型リヤディファレンシャルには電子制御式多板クラッチを備えた「AMGトルクコントロール」を内蔵

 

パナメリカーナグリルの“AMG顔”を採用

 

エクステリアでは、コンパクトモデルでは初採用となる縦型フィンの「パナメリカーナグリル」を装着。ノーマルのAクラス比で+54mmワイドなフロントフェンダーとあいまって、一見してAMGと判別できる迫力のあるエクステリアとなった。

 

リヤにはルーフスポイラーと専用デザインの大型ディフューザー、クローム仕上げの2本出しエクゾーストエンドを採用している。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスの前席イメージ

ステアリングホイールはフラットボトム型が標準。写真はイエローのアクセントを配した特別仕様車「A 45 S 4マティックプラス エディション1」の内装

 

いっぽう内装には、フラットボトム型のステアリングホイールが標準で備わる。このステアリングには「AMGドライブコントロールスイッチ」(右側にAMG ダイナミック・セレクトのスイッチ、左側には事前に設定したサスペンションやマニュアルモード、ESPなどの切り替え用スイッチ)が設置されるので、手を離すことなく任意のモードへ移行できる。シートはヘッドレストとバックレストを一体化したセミバケットシートが標準。AMGパフォーマンスパッケージを選択すると、メルセデスAMGのトップモデルにも搭載されるAMGパフォーマンスシート仕様に変更される。

 

サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録できるAMGトラックペースも標準で用意するGPSに加えて各種車載センサー(加速度、ジャイロスコープ、舵角、車輪速)を使用した新開発アルゴリズムの使用により、コース短縮などの変更にも対応可能。加減速の値(0-100km/h、1/4マイル、100-0km/h)の測定と保存もできる。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスの外観リヤイメージ

大型のリアディフューザーや円形のデュアルエクゾーストエンド、ワイドなスタンスがAMG独特の存在感を主張する

 

発表記念特別仕様車も同時デビュー

 

A 45 S 4マティックプラスの発表を記念した特別仕様車「A 45 S 4マティックプラス エディション1」も導入。外板色はサンイエロー、もしくはdesignoマウンテングレーマグノの2色から選択可能で、足元にはマットブラックの19インチAMGマルチスポークアルミホイールを組み合わせる。

 

メルセデスAMG A45 S 4マティックプラスの外観イメージ

A 45 S 4マティックプラスの日本発表を記念して、同時デビューした特別仕様車「A 45 S 4マティックプラス エディション1」。大型のフロントスプリッターや、ハイグロスブラック仕上げの大型リヤウイングが空力性能を向上する

 

大型フロントスプリッターやバンパーサイドのフリック、サイドミラーハウジング、リヤディフューザーなどはハイグロスブラック仕上げ。内装にはイエローのステッチをアクセントに配したAMGパフォーマンスシートを装備する。

 

A 45 S 4マティックプラス、およびA 45 S 4マティックプラス エディション1の納車は2019年11月以降を予定している。

 

車両価格はA 45 S 4マティックプラスが790万円、A 45 S 4マティックプラス エディション1が919万円。