アバルト70周年記念車上陸。伝説のモデルに着想を得た特別仕様は日本限定200台

公開日 : 2019/11/12 15:55 最終更新日 : 2019/11/12 15:55


アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオのフロント走行イメージ

Abarth 695 70° Anniversario

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオ

 

 

創業者カルロ・アバルトへ捧ぐ

 

FCAジャパンは、ブランド70周年を記念する特別仕様車「アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオ」の日本発売を2019年11月9日、富士スピードウェイで行われた「アバルト デイ 2019」の会場で発表した。車両価格は、5速MT車が417万円(左/右ハンドル)、ATモード付き5速シーケンシャル トランスミッションのMTA車が434万円(右ハンドル)。

 

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオのフロントイメージ

カルロ・アバルトがアバルト & C. S.p.A.を創業してから70年という節目を記念する特別仕様車。創業年にちなんで、世界1949台の限定生産となる。日本への割り当て台数は200台

 

セッタンタは、イタリア語で「70」を意味する。カルロ・アバルトがイタリア・トリノにアバルト & C. S.p.A.を興したのがいまから70年前の1949年ということで、創業年にちなみ全世界1949台限定で生産される。

 

そのうち、日本への割り当ては200台。当初は100台のみの想定だったものが、発表会当日、サプライズとして200台への拡大がアナウンスされ、会場に集まったファンからは大きな拍手があがった。

 

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオの空力イメージ。サイド

角度を最大60度まで、12段階で調整できる大型のリヤスポイラーを装着。サーキットや状況に応じてウイング角を変更し、高速域の走行安定性をより高めることができる

 

12段階角度調整式大型リヤスポイラーを採用

 

特別仕様車の最大の特徴は、呼ぶ角度調整機構付き大型リヤスポイラーの採用。1970年に登場した「フィアット アバルト 1000 TCR」に着想を得たもので、ドライバーは12段階、0〜60度の角度の範囲でスポイラーを動かすことができる。セッティングにより、最高速度約200km/hで最大42kgのダウンフォースが発生。高速走行時のスタビリティとグリップを向上する。

 

セッタンタ アニヴェルサーリオは、トリノ南郊にあるオルバッサーノの1/1スケールの風洞実験設備でテストを実施。同設備は1970年代に建てられて以降、常に最新の技術でアップデートを重ね、アバルト車のすべてはここで試験されてきた。イタリア唯一の風洞実験棟であり、最高130mph(約210km/h)の対気速度に対応する。

 

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオのリヤウイング角度調整イメージ

角度12段階調整式の大型スポイラーの可動部分。往年のサーキットでは、ドライバーからの意見に対し、メカニックが手動でスポイラーの調整を行なうのはお馴染みの光景だった

 

速度記録車の“緑”を再現

 

ベースとしたのは「595 コンペティツィオーネ」で、最高出力180psのインタークーラーターボ付き1.4リッター直列4気筒ガソリンユニットを搭載。最大トルクは230Nmで、「SPORT」スイッチ使用時には250Nmまでアップする。

 

スポーツサスペンションやブレンボ製ブレーキ、ハイパフォーマンスエキゾーストシステムの「レコードモンツァ」などを標準で装備し、トランスミッションは5速MTとATモード付き5速シーケンシャルのMTAをラインナップする。

 

独特の緑を湛えた「Verde(=伊:グリーン) Monza 1958」と呼ぶボディカラーは、アバルトが手掛けた初期のモデル「フィアット 500 エラボラツィオーネ アバルト レコルド」に由来。1958年にモンツァサーキットで行なった速度記録チャレンジで、6つの世界記録を樹立、アバルトの名を世界に知らしめた記念碑的モデルのカラーリングを蘇らせた。

 

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオの俯瞰目走行イメージ

ボンネット上にはサソリのデカール、ルーフ上にはチェッカードフラッグ柄を配置。先行100台は2019年11月15日より受注開始、拡大分の100台は2019年11月末頃に追加受付を開始するという

 

先行100台は11月15日予約受付スタート

 

また、スポイラーやエアダム、ミラーキャップなどはアバルトのアイコン的カラーであるカンポヴォーロ(飛行場)グレーで塗装し、ボンネット上にはスコルピオンのデカール、ルーフにはチェッカードフラッグ柄をあしらっている。

 

さらに、専用ボディキットや専用17インチホイール、メカニカルLSD(5速MTのみ)も用意。すべての車両にはシリアルナンバーを示したプレートも備える。

 

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオのシリアルプレート

アバルト創業から70周年という節目の2019年は、各地で記念イベントが開催された。セッタンタ アニヴェルサリオの日本受注開始という嬉しいニュースは、記念イヤーのハイライトともいえる

 

セッタンタ アニヴェルサーリオの予約注文は正規ディーラーでは行わず、公式サイトにある専用ページからのみ受け付ける。受注スタートは、11月15日の19時58分。まずは当初日本向けの予定台数だった100台からの販売となり、納車は2020年3月以降より開始するという。追加分の100台の予約販売も、同様に公式サイト上で行なう。こちらは2019年11月末頃に予定しており、詳細な受注スタート日時ははアバルト公式サイトで発表される。

 

先行受注する100台分の割り当ては、5速MTの右ハンドル仕様が30台、5速MTの左ハンドル仕様が20台、5速シーケンシャルの右ハンドル仕様が50台となる。

 

【SPECIFICATION】

アバルト 695 セッタンタ アニヴェルサーリオ

ボディサイズ:申請中

ホイールベース:2300mm

トレッド:前1410mm 後1400mm

車両重量:申請中

エンジン:直列4気筒 インタークーラー付ターボ

総排気量:1368cc

ボア×ストローク:72.0×84.0

圧縮比:9.0

最高出力:132kW(180ps)/5500rpm

最大トルク:230Nm/2000rpm(SPORTスイッチ使用時:250Nm/3000rpm)

トランスミッション:5速MT、5速シーケンシャル

駆動方式:FWD

サスペンション形式:前マクファーソンストラット 後トーションビーム

ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク 後ディスク

タイヤサイズ:前後205/40R17

車両本体価格:417万円(5速MT)/ 434万円(MTA)

 

 

【問い合わせ】

CIAO FIAT

TEL 0120-404-053

 

 

【関連リンク】

・FCAジャパン公式サイト

https://www.fiat-auto.co.jp/

 

・アバルト 695 セッタンタ公式特設サイト

https://www.abarth.jp/limited/70thanniversary/?utm_source=TopSlider