アストンマーティン初の2輪モデル「AMB 001」デビュー! ブラフ・シュペーリアと共同開発

公開日 : 2019/11/15 06:30 最終更新日 : 2019/11/15 06:30


AMB 001のフロントスタイル

AMB 001 by Aston Martin and Brough Superior

AMB 001 by アストンマーティン & ブラフ・シューペリア

 

 

ブラフ・シューペリアとの共同開発第一弾

 

ミラノ・モーターサイクルショー(EICMA)において、アストンマーティンは同社初となる2輪モデル「AMB 001」を公開した。このバイクは英国の2輪ブランド「ブラフ・シューペリア(Brough Superior)」との共同開発第一弾となる。

 

AMB 001は、アストンマーティンの美しく繊細なデザインと、バイクマニアのアイコン的存在であるブラフ・シューペリア製の最先端メカニズムが組み合わされたサーキット専用モデル。100台のみが限定生産される。

 

ボディパーツにはカーボン素材が多用される。特徴的なクラシカルな雰囲気を漂わせるレザーシートはハンドメイドで作られ、ハンドルバーも同様の手法で製作されている

 

デザインとエンジニアリングが生み出した芸術作品

 

アストンマーティンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライクマンは、AMB 001の発表に興奮を隠さない。

 

「これこそが、私たちが最先端のオートバイのあるべき姿だと信じています。そして、アストンマーティンが、初めて2輪モデルを発表できたことを誇りに感じています」

 

「革新的なヴァルキリーなど、ハイパースポーツのために開発された技術を応用したことに加えて、このプロジェクトでは伝統的なクラフトマンシップのテクニックも採り入れられています。完成車両の美しさは息をのむほどです。まさにデザインとエンジニアリングが生み出した芸術作品と言えるでしょう」

 

エンジンをシャシーコンポーネントとして利用するバックボーンフレーム式を採用。リヤサブフレームはカーボン製、ホイールはアルミの鍛造となる。エキゾーストマニホールドにはインコネルを用いる

 

ミッドシップモデルからインスピレーションを得たデザイン

 

アストンマーティンとブラフ・シューペリアはAMB 001を、モダンかつユニークで軽量パワフルなスポーツバイクとして開発。ダブルウィッシュボーン式フロントフォークに、カーボンファイバー製カウルを備えたシャシー構造を採用した。また、各部にアストンマーティン製スポーツモデルからインスピレーションを得たデザインが採用されている。

 

エクステリアは、スターリンググリーンとライムエッセンスという伝統的なアストンマーティン・レーシングのカラースキームに、マットブラック仕上げのホイール、フォーク、ブレーキアッセンブリーが組み合わせられた。すべてのコンポーネントにはカーボンファイバー、チタン、ビレットアルミニウムなど、最高の軽量素材がふんだんに使用されている。

 

彫刻的なカウルデザインにおける最大の特徴が、アクセントとして採用された美しいフィンだろう。これはアストンマーティンのスポーツモデルのサイドストレイクから採り入れられた。このフィンはタンク全体に渡って走っており、サドル下部を通過、リヤまで流れるような造形美を作り出している。また、フロントカウルに取り付けられたエアロウイングが、この優雅なサーキット専用モデルに抜群のダウンフォースを発生させる。

 

水冷の88度バンクをもつV型2気筒DOHCエンジンは、ボア94.0×ストローク71.8mmで排気量は997cc。可変ジオメトリーターボの恩恵もあり最高出力は180hpを計上する

 

最高出力180hpを発揮するVツイン+ターボを搭載

 

搭載されるパワーユニットは最高出力134 kW(180hp)を発揮する997ccV型2気筒DOHCガソリンターボ。過給機の採用によって広範囲にわたり強大なトルクを発生。また、ブラフ・シューペリアとしては初めてのV型2気筒ツインターボ搭載モデルとなった。トランスミッションはAPTCクラッチと6速ギヤボックスを組み合わせる。

 

また、サーキット専用アストンマーティンを象徴する装備として、ヴァルキリーと同様の厚さ9ミクロンのステンレス製「ウイング・エンブレム」がノーズに装着された。

 

AMB 001は、ブラフ・シューペリアのフランス・トゥールーズ工場において100台をハンドメイドで生産。価格は10万8000ユーロ、2020年後半のデリバリーを予定している。