ポルシェ、入魂のフルEVスポーツカー「タイカン」をついに日本公開。予約サイトも開設!

公開日 : 2019/11/20 14:39 最終更新日 : 2019/11/20 14:39

ポルシェ タイカンの日本発表会。フロントイメージ

Porsche Taycan

ポルシェ タイカン

 

期間限定予約サイトが開設

 

ポルシェ ジャパンは、2019年11月20日に初のフル電動スポーツカー「タイカン」を国内報道関係者向けにジャパンプレミア。同時に「期間限定タイカン予約プログラム」をスタートすると発表した。

 

「期間限定タイカン予約プログラム」は、2019年11月20日14時に専用ページをオープン。希望する顧客は同ページ上で希望の販売店や自身の情報を登録したうえで、デポジットを支払うことで予約することが可能となる。

 

ポルシェ タイカンの日本発表会。ミヒャエル・キルシュ社長およびアレキサンダー・クワースプロダクトマネージャー

2019年11月20日にジャパンプレミアしたポルシェ初のフルEVスポーツ「タイカン」。2019年8月に日本法人社長に就任したミヒャエル・キルシュ(右)と同マーケティング部プロダクトマネージャーのアレキサンダー・クワースが登壇した

 

最大1.2Gの加速度

 

タイカンは、前後に2基の永久磁石シンクロナスモーターを搭載したフル電動のスポーツカー。トップモデルの「タイカン ターボS」の最高出力は761psで、0-100km/h加速2.8秒を記録している。静止状態からの加速度は1.2Gにおよぶという。航続距離はエントリーモデルの「タイカン 4S」で最長463km(WLTPモード)。

 

スポーツカーとして過酷な状況下での走行も想定しており、車両のもつ性能を安定して発揮できる信頼性を確保。0-200km/h加速を26回繰り返した際でも、タイムの下げ幅は1秒未満に収まっているそうだ。

 

ポルシェ タイカンの日本発表会。サイドビュー

展示車両は左ハンドルの欧州仕様だったため、ボディ左側に普通充電用のACポート、右側に急速充電用のDCポートが備わる。ドライバーが降りてすぐに車庫で充電できるよう、普通充電ポートを運転席側に設置しているとのことで、右ハンドル仕様では逆になる

 

高速充電なら「30分で80%」

 

タイカンは一般的なEVが用いる400Vに代わり、世界最高レベルの高速充電を可能にする800V電圧システムを採用。高速充電性能を生かすため、ポルシェ ジャパンは全国のポルシェ センターや公共施設に次世代CHAdeMOに対応した急速充電器を設置した。

 

充電出力は国内最大の150kWで、車載バッテリーを30分で80%まで充電する能力がある。ちなみに普通充電の場合、9〜9.5時間で100%に達する。

 

ポルシェ タイカンの日本発表会。DC充電ポートイメージ

最大150kW充電が可能なCHAdeMO急速充電システムをポルシェ正規販売店へ順次設置。ホテルや高級レストランなどに純正充電設備を展開する「ポルシェ デスティネーション チャージャー」も導入準備を進めているという

 

トップモデルにはセラミックブレーキ標準装着

 

可変リヤスポイラーとフロントの調整式エアインテークで構成する「ポルシェ アクティブ エアロダイナミクスシステム(PAA)」や、最大265kWの回生出力を誇る「ポルシェ回生マネジメントシステム(PRM)」を搭載。ブレーキは「ポルシェ サーフェスコーテッド ブレーキ(PSCB)」を標準装備、ターボSには「セラミックコンポジット ブレーキ(PCCB)」を装着している。

 

また、ポルシェならではのダイナミクス性能を確保するべく、後輪用モーターにはプラネタリーギアとドッグクラッチを使用した2速変速機構を設けている。スポーツカーとしての情緒を盛り上げる演出として、オプションで「ポルシェ エレクトリック スポーツ サウンド」も用意した。

 

ポルシェ タイカンの日本発表会。タイヤ&ホイールイメージ

タイカンのシャシーには、お馴染みのPASMやPDDCスポーツ、4Dシャシーコントロールをはじめ、トルクベクタリング、後輪操舵などを採用する

 

Apple Musicを車載したのは世界初

 

メータークラスターはポルシェ初のフルデジタル式とし、曲面構造の16.8インチディスプレイを採用した。ダッシュボード中央には10.9インチのセンターディスプレイを設置し、ホーム画面からすべての情報へダイレクトに飛ぶことのできる新しいインターフェースも整えている。さらに、助手席正面にも10.9インチディスプレイをオプションで追加することも可能。リヤシート用にも5.9インチのタッチスクリーンをオプションで用意する。

 

音声認識機能や、スマートフォンで自車位置やロック/アンロック状態の確認などができるコネクテッド機能「Porsche Connect」も装備。また、世界で初めてApple Musicを車両の機能として搭載した。サブスクリプションプランに登録していれば、車内で5000万曲超の楽曲をいつでも聴くことができる。

 

ポルシェ タイカンの日本発表会。コクピットイメージ

コクピットは16.8インチのメーター、10.9インチのセンターパネル、8.4インチセンターコンソールパネルと、高精細ディスプレイで構成。助手席前のダッシュボードにも10.9インチディスプレイを設置することも可能

 

生産工程や素材選びも「環境ファースト」

 

タイカンを生産する独ツッフェンハウゼンの新工場は、バイオガスで稼働するコジェネレーション施設を設置して環境負荷を低減。風力や水力、太陽光などの自然エネルギーによる電力も幅広く取り入れている。

 

ボディの37%には軽量でリサイクルもしやすいアルミニウム素材を使用。シートの張り地には、なめし工程に有害な化学物質ではなく、有機素材であるオリーブの葉を用いたクラブレザー「OLEA」をオプション設定している。リサイクル繊維の採用により生産時のCO2排出量を80%低減したマイクロファイバー素材「Race-Tex」も、最新のレザーフリーテクスチャーとして取り入れた。また、フロアカバーにはリサイクル漁網などから作られるリサイクル繊維Econylを使用している。

 

ポルシェ タイカンの日本発表会。リヤビュー

EVのタイカンは、車両前後にラゲージコンパートメントを設ける。容量はフロントが81リッター、リヤが366リッター(エントリーモデルのタイカン4Sは470リッター)

 

ポルシェは今後も一層の電動化を推進すべく、2022年までに60億ユーロ(約7200億円)以上を投資。その一部が、タイカンの新工場建設に使用されたという。

 

ポルシェ タイカンの車両価格は未発表。

 

 

【問い合わせ】

ポルシェ カスタマーケアセンター

TEL 0120-846-911

 

【関連リンク】

・ポルシェ タイカン期間限定予約プログラム専用ページ

https://www.porsche.co.jp/sp/taycan/