待望の「ポルシェ マカン GTS」発表! 380ps&520Nmを誇るエネルギッシュなスポーツSUV

公開日 : 2019/12/17 16:48 最終更新日 : 2019/12/17 16:48


ポルシェ・マカンGTSのフロントスタイル

Porsche Macan GTS

ポルシェ マカン GTS

 

 

ポルシェの人気レンジ「GTS」をいよいよ最量販SUVに追加

 

ポルシェは、ミドルクラスSUVのマカンに「GTS」を追加すると本国で発表。同日より欧州市場で受注を開始した。ドイツ本国での車両価格は7万7880ユーロ(約853万円)から。

 

現在、マカンはポルシェの最量販車種として不動の地位を築いている。2018年にビッグマイナーチェンジを受け、Sやターボはすでに改良新型へ移行していたが、今回待望のGTSがいよいよ加わることになった。

 

ポルシェ マカン GTSのコクピットイメージ

2018年にビッグマイナーチェンジ を受けたマカン。その現行モデルに、待望のGTSが加わった。エンジンの出力・トルクアップやシャシー性能の向上を図るとともに、スポーティな装備を充実させている。

 

0-100km/h加速を先代より0.3秒短縮

 

搭載するのは2.9リッターV型6気筒ターボで、最高出力は380ps/5200〜6700rpm、最大トルクが520Nm/1750〜5000rpmを発揮。先代のGTSと比較すると出力で+20ps、トルクは+20Nmそれぞれ増強された。オプションのスポーツクロノパッケージ装着モデルであれば、0-100km/h加速は4.7秒。先代GTS比でマイナス0.3秒、現行のマカンSと比べても0.4秒タイムを短縮している。最高速度は261km/h。

 

すでにマカン ターボやカイエン、パナメーラで採用されているセンターターボレイアウトを取るV型ユニットで、バンク内側に2基のターボチャージャーを置く。エキゾーストマニホールドはシリンダーヘッドと一体化。燃焼室とターボチャージャー間の排気経路を短縮し、高効率化を図っている。もちろん、迫力あるサウンドを奏でるスポーツ エキゾースト システムも採用。ちなみに燃費は新欧州ドライビング サイクルNEDC 混合モードで9.6リッター/100km(約10.42km/リッター)という。

 

ポルシェ マカン GTSのホイールイメージ

サテンブラック塗装仕上げのRSスパイダー デザインホイールを装着。タイヤサイズは前が265/45R20、後ろが295/40R20。

 

車高を10mmローダウンしPASMも専用チューン

 

出力向上に合わせ、シャシー性能も見直しを図っている。ポルシェ アクティブ サスペンション マネージメント(PASM)も専用にチューニングし、車高を15mmローダウン。オプションのアダプティブエアサスペンションを装着すれば、さらに10mm車高が下がる。

 

ホイールはサテンブラックに塗装した20インチのRS スパイダー デザイン仕様が標準で、ブレーキはフロントに360×36mm、リヤに330×22mm径のディスクを組み合わせる。もちろん、オプションで鋳鉄ディスクにタングステン カーバイドコーティングを施したポルシェ サーフェス コーテッド ブレーキ(PSCB)やポルシェ セラミック コンポジット ブレーキ(PCCB)を選択することも可能だ。

 

ポルシェ マカン GTSのシートイメージ

サポート性の良い形状のスポーツシートもGTSらしい装備。インテリアのスポーティな雰囲気を高めるべく、アルカンターラやつや消しアルミを随所にあしらっている。

 

“ブラック”で引き締めた迫力のエクステリア

 

エクステリアではフロントエプロンにブラック塗装のパーツを多用することで表情を引き締めるとともに、配光をアクティブ制御するバイキセノンヘッドライト、ポルシェ ダイナミック ライト システム(PDLS)とリヤのバー型LEDライトはダークトリム仕様とした。オプションで、やはりダークトリムのLEDヘッドライト、ポルシェ ダイナミック ライト システム プラスを選ぶこともできる。リヤディフューザーやテールパイプもブラック仕上げとし、さらにレッド塗装のブレーキキャリパーがアクセントを加えている。

 

インテリアは、シートのセンター地やセンターコンソールのアームレスト部分、ドアパネルに人工スウェードのアルカンターラを採用。各所に高品質のつや消しアルミニウム素材を配している。ステアリングホイールはスムースレザー張りとし、パドルシフトを標準で装着する。

 

ポルシェ マカン GTSのリヤビュー

いまやポルシェの屋台骨となったミドルクラスSUVのマカン。GTSの導入でさらにプレゼンスは高まるはずだ。

 

ライバルのGLCやX3を牽制するか

 

GTSモデルらしく、8ウェイ調整式の特別なスポーツシートはサポート性を重視した形状。カーマインレッド、もしくはクレヨン(グレー)のレザー色を選択できる。BOSEのサラウンドサウンドシステムや非接触充電機能を備えたスマートフォン用トレイも用意。低速走行時の運転を支援する「トラフィック ジャム アシスト」や駐車支援機能「パーク アシスト」、熱線入りフロントウィンドウやイオナイザーなど、安全性や快適性を高めるオプション類もメニューにリストアップされている。

 

「グラン ツーリスモ スポーツ」に由来するGTSモデルは、ベース車よりもスポーティな性能と装備が特徴。しかも、デイリーユースの利便性、快適性を損なわない塩梅にまとめている絶妙なバランスが人気の所以だ。そのGTSがポルシェで一番売れているマカンへ加わるとなれば、メルセデス・ベンツGLCやBMW X3、アウディ Q5など同セグメントにひしめき合うライバル勢を戦々恐々とさせることは間違いないだろう。

 

新型マカンGTSの日本導入時期、および価格は未定。