ABTが「アウディ RS4」のポリス仕様をエッセン・モーターショーで世界初公開

ABT_RS4-R外観13フロントスタイル

ABT RS4-R “Police Car”

ABT RS4-R “ポリスカー”

 

 

VDATが提唱する「TUNE IT! SAFE」のPR車両

 

フォルクスワーゲンやアウディのカスタマイズを展開するドイツのチューニングブランド、ABTスポーツライン(ABT Sportsline)が、12月8日までドイツ・エッセンで開催中のエッセン・モーターショーのプレスデイにおいてサプライズ披露した。

 

ドイツ・カー・チューン連盟(VDAT)は「安心・安全なチューニングカー」をアピールする「TUNE IT! SAFE」キャンペーンを提唱しており、毎年エッセン・モーターショーにおいてポリスカーコンセプトを発表。2019年はABTスポーツラインが手がけた「ABT RS4-R」のポリス仕様が公開された。

 

ABT_RS4-R外観10サイドビュー

これまでもエッセン・ショーに参加するチューニングカーブランドが手がけてきた「TUNE IT! SAFE」キャンペーンのポリスカーコンセプト。ABTは初めてワゴンボディのポリスカーを製作した。

 

ドイツ警察では使用されずキャンペーン用に製作

 

ポリスカー仕様は、オリジナルのパトロールカーマーキング、ルーフに搭載されたブルーのポリスライトを装備。最高出力530hp(390kW)&最大トルク690Nmにまでチューンアップされた2.9リッターV型6気筒TFSIユニットを搭載する。すべての警察官にとって“夢”のポリスカーと言えるかもしれない。

 

しかし残念ながら、このポリスカー仕様はドイツ警察の正式採用車両ではなく、これまでのポリスカーコンセプトと同様に安心・安全なチューニングカーを提唱するキャンペーンポスターや動画などに使用される。エッセン・モーターショーに参加する様々なブランドの多くが「TUNE IT! SAFE」のキャンペーン車両を手掛けているが、ワゴンモデルが採用されるのは今回が初となる。

 

ABT_RS4-R外観07真後ろ

最高出力530hp&最大トルク690Nmを誇る2.9リッターV6ユニットを搭載する最強ワゴン「ABT RS4-R」をベースに、オリジナルのクールなポリス仕様をABTが作り上げた。

 

ABTパワーSパフォーマンス アップグレードを搭載

 

キャンペーンの主役を製作するという重責を担ったABTスポーツラインは、ベースモデルとして最高出力450hp(331kW)を誇るアウディ最強のステーションワゴン「RS4 アバント」をチョイス。

 

ウォータークーラーとエアインテークを含む「ABTパワーSパフォーマンス アップグレード」を採用したことで、最高出力で80hpの出力向上を実現した。さらに、102mmの4本出しテールパイプを備えた「ABTエキゾーストシステム」も採用している。

 

ドイツ・カー・チューン連盟は違法な改造が施されたチューニングカーへの注意喚起を図るべく、毎年ポリスカー・コンセプトを発表。このキャンペーンにはチューニングカーブランドだけでなく、パーツメーカーも数多く賛同している。

 

エッセン・モーターショーでの展示後はキャンペーン車両として活躍

 

ABT RS4-Rは、エッセン・モーターショーのプレビューデイである2019年11月29日にワールドプレミアされ、12月8日までホール7の「スタンドC26」において展示している。

 

「TUNE IT! SAFE」キャンペーンには様々なメーカーやブランドが賛同。ホイール、タイヤ、サスペンション、ボディ、エンジン、エキゾーストシステム、インテリアなど、法規に則ったチューニングパーツを展開することで、安全なチューニングカーライフを送ることを提唱している。