日本初! レーシングカーのみのBHオークション開催【東京オートサロン2020】

公開日 : 2020/01/16 18:30 最終更新日 : 2020/01/16 18:30


東京オートサロン、BHオークションの様子

BH AUCTION「Super GT -TAS-」

BHオークション「Super GT -TAS-」

 

 

歴戦のレーシングカー10台が競売に

 

2018年からスタートしたBHオークションは国内外の名車を対象にしたカーオークション。伝統的な欧米スタイルを踏襲し、競売にかけられる個体の質はもちろんエンターテインメント性の高い演出も大きな特徴だ。

 

今回、東京オートサロン2020と併催されたBHオークションは「Super GT -TAS-」と題し、スーパーGTを主催するGTアソシエーションとパートナーシップを組んでレーシングカーのみを対象として行われた。

 

東京オートサロン、BHオークションの様子

今回の開催はGTアソシエーションとタッグを組み、日本では初となるレーシングカーのみのオークションになった。

 

新旧のバラエティに溢れたレーシングカー

 

最初に登場したのは、チャリティとしてTOMSが提供したF3マシン、1990年に活躍したラルトRT34のトムスカラーモデル。当時はスポンサー獲得に苦戦し、トムスカラーにペイントされていたのは苦慮の策だったと、オークションに登場したトムスの舘会長は語る。この個体は220万円で落札され、落札価格の一部は交通遺児育英会に寄付された。

 

本番のオークションにかけられたのは、1975年式ランチア ストラトス ストラダーレ/Gr.4コンバージョン、1995年式HKS T-002/BCNR33 レコードブレイカー、1965年式アルファロメオ ジュリア スプリント GTA コルサ、1972年式ニッサン スカイライン2000 GT-R KPGC10、1987年式LM07トヨタ/Gr.Cといった錚々たる顔ぶれ。

 

東京オートサロン、BHオークションの様子

オークショニアはおなじみのクリス・ペプラー氏。軽妙なトークと掛け合いで落札価格を吊り上げる手腕は見事。

 

ニュル24時間レースで優勝した個体も登場

 

さらには1977年式ポルシェ 935 K3/80 by クレーマー、2016年式ポルシェ 911 GT3-R、2014年式BMW Z4 GT3/鈴鹿1000km優勝車、2012年式マクラーレン MP4-12C GT3、1995年式BMW 320ST/ニュル24時間・スパ24時間優勝車の計10台にのぼった。

 

会場内の参加者はもちろん、遠方のビッダーは中継を見ながら電話を通じて入札。オークショニアを務めたクリス・ペプラー氏の軽妙な語りかけにより、入札金額がみるみる上がっていくのはまさにエンターテインメントの様子だった。

 

東京オートサロン、BHオークションの様子

1995年に筑波サーキットを58秒714で周回し、谷田部では0-300km/h加速17秒74を記録するなど、数々のレコードを築いたHKS T-002/BCNR33 レコードブレイカー。落札価格は1221万円(落札手数料込み)。

 

最高落札価格は1億6500万円!

 

10台中6台のオークションが成立し、もっとも高額で落札されたのは1977年式ポルシェ 935 K3/80 by クレーマーの1億6500万円(落札手数料10%込み)で、続いて1975年式ランチア ストラトス ストラダーレ/Gr.4コンバージョンが7810万円(同)、1987年式LM07トヨタ/Gr.Cの3520万円(同)など、6台総額で3億2934万円(同)に至った。