フェラーリのル・マンを追体験! フェラーリ・ミュージアムがル・マン特別展を開催中

公開日 : 2020/01/18 06:30 最終更新日 : 2020/01/18 06:30


フェラーリ・ミュージアム、ル・マン24時間のフェラーリ展イメージ

初優勝の166 MM ツーリングがゲストをお出迎え

 

1949年6月26日、フェラーリはル・マンの王冠を初めて頭上に戴いた。ドライバーはイタリア人ドライバーでアメリカに亡命中だったルイジ・キネッティと、英国貴族のセルスドン卿。

 

排気量が2倍もあるエンジンを積んだイギリスやフランス勢に後塵を浴びせ、真っ赤な跳ね馬は首位を奪取。彼ら(といっても、セルスドン卿のスティントはわずか30分だったが)を優勝に導いたのは、ゼッケンナンバー22をつけた真っ赤な166 MM ツーリングだった。

 

その栄光のマシンが来場者を出迎える「ル・マン24時間のフェラーリ展」が、イタリア・マラネロのフェラーリ ・ミュージアムで開催中だ。36を超える勝利をル・マンで記録してきたマシンを中心に、モータースポーツシーンに銘を刻んだ車両が華々しく展示されている。

 

フェラーリ・ミュージアム、ル・マン24時間のフェラーリ展 166 MM ツーリングイメージ

1949年6月、フェラーリにル・マンの初勝利を捧げた166 MM ツーリング。

 

伝説のPシリーズにもスポットライトが

 

展示には1964年のル・マンを制した275 Pも含まれる。ジャン・ギシェ/ニーノ・ヴァッカレラ組のゼッケンナンバー20は、2台の330 Pを引き連れてトップでゴール。平均速度195.63km/hという素晴らしい記録を残している。

 

もちろん最新のル・マンウィナーである488 GTEの姿も。アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームズ・カラド/ダニエル・セラ組は、フェラーリがル・マンを初めて制してからちょうど70年目の節目に、このクルマで27回目のクラス優勝をフェラーリにプレゼントした。

 

フェラーリ・ミュージアム、ル・マン24時間のフェラーリ展 275 Pイメージ

伝説のPシリーズ、275 P。ちなみにPはプロトタイプの頭文字、3桁の数字は気筒あたりの排気量を示す。

 

488 GTEでサルト・サーキットを仮想ドライブ

 

来場者は、ドライバーやチームスタッフの生の声やレースシーンを収めた映像を通して“ル・マン体験”を味わうこともできる。また、シミュレーターを使って488 GTEでル・マンのサルトサーキットをバーチャルドライブするコーナーも用意される。

 

フェラーリ・ミュージアム、ル・マン24時間のフェラーリ展イメージ

ル・マン初優勝から70年のタイミングに、フェラーリに27回目のクラス優勝をもたらした488 GTE。

 

現在フェラーリ ミュージアムでは「ハイパーカーズ- 独創性の革新」及び「スクーデリア フェラーリの90年 – そのすべての物語」を併催している。

 

フェラーリ ミュージアムの開館時間は毎日9時30分から19時まで。