ベントレー コンチネンタルGT、ツェル・アム・ゼーのアイスレースに参戦!

ベントレー コンチネンタルGT アイスレース仕様のフロントエクステリア

Bentley Continental GT “The Ice Race”

ベントレー コンチネンタルGT アイスレース仕様

 

 

パイクスピークの記録更新をオマージュしたカラー

 

ベントレー モータースポーツは、オーストリアのツェル・アム・ゼーで2月1~2日に開催される「2020 GP アイスレース(2020 GP Ice Race)」に、特別装備を施したコンチネンタルGTを投入する。2007年と2011年に氷上速度記録を樹立したベントレーは、多くの観客が集まる人気のアイスレースにおいて、W型12気筒エンジンを搭載するコンチネンタルGTによって群を抜いたパフォーマンスを披露することになる。

 

コンチネンタルGT アイスレース仕様は、2019年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレースの記録更新をオマージュしたカラーリングを採用。どちらのマシンも英国・クルー工場で製造された最高出力635ps&最大トルク900Nmを発揮する6.0リッターW12ツインターボエンジンを搭載することが同じカラーリング採用の理由だという。

 

足まわりは、3チャンバーエアスプリングを搭載したエアサスペンションが奢られ、ベントレー・ダイナミックライド(48V電動式アクティブロール・コントロール)を標準で装備。氷点下となるアイスレースでの環境に合わせ、スチール製ブレーキを採用した。0-100km/h加速は3.7秒、最高速度は333km/h(207mph)という抜群のスピードを誇る。

 

ベントレー コンチネンタルGT アイスレース仕様のコクピット

ロールケージや4点式シートベルトが奢られたコクピット。今回ドライバーに抜擢されたのは、WRC(世界ラリー選手権)やERC(ヨーロッパラリー選手権)などで活躍するラリードライバーのカティー・マニングス。スノー路面での経験も豊富で、すでに昨年末にはコンチネンタルGTでの氷上テストも行っている。

 

女性ラリードライバーのカティー・マニングスが参戦

 

このコンチネンタルGTのステアリングを握るのは、WRCでも活躍する英国出身の女性ラリードライバー、カティー・マニングス。マニングスはヨーロッパ・ラリー選手権のレディース部門チャンピオンであり、テレビコメンテイターとしても活躍。近年のベントレー・モータースポーツにとっては、初の女性ワークスドライバーとなる。

 

「ベントレーでツェル・アム・ゼーのレースに参戦するチャンスを逃すことなんて絶対にできません。このクルマに私は圧倒されてしまいました。実際、この素晴らしいベントレーでアイスレースを自由にできるなんて、今でも信じられないほどです」と、マニングスは今回のチャンス獲得に喜びを隠さない。

 

「クリスマス直前、コンチネンタルGTで氷上テストに参加することができました。最初は重さを感じるのでは・・・と思っていましたが、ダイナミックかつ機敏でクイックな反応に驚かされました。軽量化が施されたラリーカーのように、踊るようなドライブができます。このアイコニックなイベントでレースを走るのが待ちきれません」

 

ベントレー コンチネンタルGT アイスレース仕様のサイドエクステリア

W型12気筒エンジン搭載モデルをベースに、安全装備を中心とした変更が施されたコンチネンタルGT アイスレース仕様。スキーリゾートで行われるイベントに合わせて、センテナリー・エディションのスキーキャリアも装着された。

 

トレッドの拡大やスキー用ルーフキャリアを装着

 

アイスレースに向けての変更は、ロールケージ、自動消火システム、レーシングバケットシート、4点式ハーネスなど安全装備が中心。

 

そのほかの改良点としては、地上高を確保するための車高アップ、15mmのトレッド拡大に合わせたオーバーフェンダーの追加、スタッド付きピレリ・スコーピオン・アイスゼロ2タイヤの装着、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステム、レイザー製LEDライトポッドの採用など。また、ルーフにはベントレー・センテナリー・エディションのスキー用キャリアにボンバー製スキーも搭載されている。

 

ベントレーのモータースポーツ部門ディレークターを務めるポール・ウィリアムスは、今回のツェル・アム・ゼー参戦について、以下のようにコメントした。

 

「コンチネンタルGTの開発中のウィンターテストで、プロトタイプを雪上でドライブしたことがあります。このような滑りやすい路面における、このクルマの安定性と制御レベルは信じられないほどです。今から、アイスレースを戦うのが本当に楽しみです」