新型シボレー コルベットの量産第1号がラインオフ! 間も無く待望の出荷スタート
公開日 : 2020/02/04 18:55 最終更新日 : 2020/02/04 18:55
Chevrolet Corvette
シボレー コルベット
新型コルベットの出荷が目前に
シボレーは、2020年2月3日に8代目となる新型コルベット(現地名:コルベット スティングレイ)の量産第1号車がラインオフしたと発表。同日よりレギュラーの量産体制をスタートし、2月後半もしくは3月初旬には出荷を開始する。
「史上最速」の称号を得たミッドシップ・コルベット
8代目となる新型コルベットは、66年の歴史で初めてのミッドシップ・レイアウトを採用。特別な高性能モデルを除けば、間違いなく史上最速・史上最強の1台となった。「Z51 パフォーマンス パッケージ」装着車の場合、0-60mph加速はわずか2.9秒を記録する。
ちなみにZ51パフォーマン スパッケージはさらなる高性能化を望む顧客に向けたオプションで、マニュアルで調整できるパフォーマンス・サスペンションや専用のエキゾースト・システムを装着するとともに、エンジン/ブレーキの冷却効率も高められる。
自然吸気V8に初のドライサンプ方式を採用
新型コルベットが搭載するのは、495hp&637Nmを発生する6.2リッターのV型8気筒OHV「LT2」。現行V8の中では唯一の自然吸気であり、低く搭載されたユニットは車両の低重心化にも貢献している。また、こちらもコルベットとしては初となるドライサンプ方式を採用。トランスミッションはTREMEC製8速DCTを組み合わせる。
スタイリングはF-22やF-35といったステルス戦闘機に加えて、F1マシンにもインスパイアされたといい、キャノピーをフロントへ押し出した独特のプロポーションを持つ。
毎日ドライブを楽しめる本物のスーパーカー
大胆なフロントフェンダーや水平方向のプレスラインなど、伝統のコルベットに通じる意匠も継承した。もちろん着脱式のルーフパネルも採用。外したパネルはリヤトランクに収納できる。
低いボンネットを構えるレーシングカーのようなスタイリングの一方で、コルベットの伝統である実用性も追求。「毎日ドライブを楽しめる本物のスーパーカー」を標榜し、荷室には約357リットルの容量(ゴルフクラブを2セット収納可能)を確保するなど日常の使い勝手にも配慮した。フロントの荷室には機内持ち込みサイズのスーツケースとPCバッグが収まる。
日本の正式受注スタートは2020年夏頃
2019年1月10日には東京オートサロンの会場で日本デビュー。同時に、同日14時より予約受付を開始することもアナウンスされた。車両価格は、現時点では予価となるが標準グレードの「2LT」が1180万円、上級グレードの「3LT」は1400万円と発表されている。日本仕様が最終決定するのは2020年7月ごろで、正式受注もこのタイミングとなる模様。デリバリーは2021年春予定だ。
新型コルベットの生産は、ケンタッキー州ボーリンググリーン工場で行われている。
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