アイスレース仕様のベントレー コンチネンタル GTがデモンストレーションランを披露

できる限り市販仕様に近づけられたコンチネンタルGT アイスレース仕様

Bentley Continental GT “The Ice Race”

ベントレー コンチネンタル GT アイスレース仕様

 

 

GPアイスレースで疾走! 女性ラリードライバーがドライブ

 

オーストリアのツェル・アム・ゼーで212日に開催された「2020 GP アイスレース(2020 GP Ice Race)」において、アイスレース仕様のコンチネンタル GTが素晴らしいデビューを飾った。

 

アイスレース仕様のコンチネンタル GTは、2019年パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで新記録を樹立したマシンに敬意を表したカラーリングを採用。WRCへの参戦経験をもつ女性ラリードライバーのケイティ・マニングス(英国)がステアリングを握り、伝統のGPアイスレースで初走行を披露した。

 

何度か行われたタイムランとデモンストレーションラップを通じて、マニングスはピレリ製スタッドタイヤを履き、W12気筒ツインターボエンジンが生み出す、最高出力635ps&最大トルク900Nmというパフォーマンスを活かした走りを披露した。

 

「スキー・ジョーリング」を披露したコンチネンタルGT アイスレース仕様

1928年のサンモリッツ冬期オリンピックでは、乗り手のいない馬がスキーを引いていた「スキー・ジョーリング」。今回はコンチネンタル GT アイスレース仕様がスヴェン・ラウバーを引っ張った。

 

馬の代わりにコンチネンタル GTがスキーヤーを牽引

 

タイムトライアルに続いてマニングスは、ボマー(Bomber)のプロスキーヤー、スヴェン・ラウバーと共にスキーヤーをけん引して高速で走る「スキー・ジョーリング」のデモンストレーションを行なった。このスキー・ジョーリングの起源は、1928年のサンモリッツ冬期オリンピックにまで遡り、当時のスキーヤーは騎手のいない馬にひかれて走ったという。

 

アイスレース仕様のコンチネンタル GTには、安全規定に準じてロールケージ、車載消火システム、レーシングバケットシート、4点式ハーネスなどの最小限の変更が施されているが、可能な限り生産車に近い状態がキープされた。

 

また地上高を確保するためエアサスペンションの車高を上げ、アーチエクステンション(オーバーフェンダー)を装着し、トレッドを15mm拡大。さらにレーザー(Lazer)製高性能ライトポッド、アクラポヴィッチ(Akrapovic)製カスタムエキゾーストシステム、ボマー×ベントレーのスキーセットを固定する特注ルーフラックを備えている。

 

このアイスレース仕様のコンチネンタル GTは、オーストリアから英国へと戻り、3月にはジュネーブ・モーターショーにおいて一般展示を予定している。