これぞ一番速いMINI。2座の「ジョン クーパー ワークス GP」が日本へ上陸!

公開日 : 2020/02/14 17:55 最終更新日 : 2020/02/14 17:55


MINI ジョン クーパー ワークス GPの報道関係者向け発表会イメージ

MINI John Cooper Works GP

ミニ ジョン クーパー ワークス ジーピー

 

 

完売必至の「GPシリーズ」第3弾! 価格は576万円

 

ビー・エム・ダブリューは、2020年2月13日にMINIの限定モデル「MINI John Cooper Works GP(ミニ ジョン クーパー ワークス ジーピー)」を日本の報道関係者に向けて公開した。世界限定3000台中、日本への割り当て分は240台で、納車は2020年夏頃より順次スタートする。価格は576万円。

 

MINI John Cooper Works GP(以下、ワークス GP)は、「MINI史上最速」を謳う。

 

MINI ジョン クーパー ワークス GPのフロント走行イメージ

「MINI史上最速」を謳うワークス GP。ニュルブルクリンク北コースのラップタイムはコースのラップタイムは7分56秒69。先代よりおよそ30秒タイムを縮めている。

 

ニュルで7分56秒69を記録

 

最高出力306ps&最大トルク450Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。クランクシャフトやベアリング、ピストン、コネクティングロッド、クランクプーリーなどを最適化し、ベースモデル「MINI John Cooper Works(以下、JCW)」比でプラス75ps増強した。0-100km/h加速は5.2秒、最高速度は265km/hに達する。

 

ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは先代比で約30秒短縮、8分を切る7分56秒69を記録している。

 

MINI ジョン クーパー ワークス GPのコクピットイメージ

ステアリングホイール脇に備わるパドルシフトは、ベース車両は樹脂製だが「ワークス GP」はアルミニウム製としている。

 

「即完売」の看板をあげてきた歴代GPシリーズ

 

MINIは、2006年にクーパーSに装着可能な「ジョン クーパー ワークス GPキット」を世界限定2000セットで販売。2012年にはコンプリートカーとして「ジョン クーパー ワークス GP」を2000台限定で発売したが、いずれも正式発表前には完売していた。

 

今回発表されたのはワークス GPとしては三世代目となるモデルで、過去モデルが正式発表前に完売した実績を受けて3000台の限定生産へとボリュームをアップ。それでも完売は必至とみられている。

 

MINI ジョン クーパー ワークス GPの報道関係者向け発表会イメージ

カーボンファイバー製のホイールアーチカバーや大型の分割式リヤスポイラーなど、ひと目で「ワークス GP」と判別できる大胆なパーツをまとっている。

 

機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを搭載

 

ベース車が6速のステップトロニック スポーツ トランスミッションを搭載するのに対して、「ワークス GP」は8速のスポーツ オートマティック トランスミッションを採用。トルセンLSDを装備するとともに、サスペンションをベース車比で10mmローダウンしている。ブレーキ、エンジンマウント、ボディ構造、前後サスペンションやキャンバー角など、メカニズムを総体的に見直すことでサーキットでの走行性能を最大限高めた。

 

ボンネットにはエアスクープを設け、軽量なカーボンファイバー製ホイールアーチカバー、大型リヤスポイラーなど一目でそれとわかる武装の数々を施している。リヤにはセンター2本出しのステンレススチール製テールパイプを装備。また、重厚なサウンドを生み出すスポーツ エキゾースト システムも搭載した。軽く頑丈な18インチホイールは「MINI初の鍛造」で、標準のJCWより幅が2cm広い225/35R18タイヤを組み合わせる。ブレーキ径もJCWの335mmに対して360mmに拡大したという。

 

MINI ジョン クーパー ワークス GPのクロスバーイメージ

先代「ワークス GP」同様、後席を取り払った軽量仕様。前席後ろには頑丈なクロスバーを配する。シートベルトは赤色。

 

2座+鍛造ホイールで軽量化

 

MINIのクラブマンやクロスオーバーといった車格の大きいモデルに搭載するパワートレインを採用するため、各部の補強などが重点的に実施された。一方で、軽量化を追求するべく、鍛造ホイールの採用や遮音材を取り除くなどの対策を敢行。車重は欧州仕様値で、ベースのJCW比で30kg軽い1290kgに抑えている。

 

また、同様に軽量化の一環として先代同様リヤシートは非装着。フロントシートの背後には頑強なクロスバーを配置している。アルミ製のパドルシフトの採用をはじめ、専用のメータークラスターや赤いシートベルトを採用。ステアリングホイールのスポークや助手席周りのトリム部分に3Dプリンターで成型したパーツを用いるなど、随所に特別感のある雰囲気を演出した。トリムには固有のシリアルナンバーを刻印している。

 

ボディカラーは、専用開発された「レーシング グレー メタリック」。眺める角度によってライトグレーから青みがかったバイオレットまで、移ろうように色味が変化して見える不思議な色調だ。ルーフとドアミラーハウジングは、金属感のあるメルティング シルバー仕上げ。ラジエーターグリルやリヤスポイラーには「GP」のロゴをあしらっている。

 

MINI ジョン クーパー ワークス GPの報道関係者向け発表会イメージ

MINI ジョン クーパー ワークス GPは世界限定3000台。日本への割り当て分は240台で、納車は2020年夏頃より開始予定という。

 

日本でのMINI販売が累計30万台突破目前

 

今回のワークス GPの報道関係者向け発表イベントに際し、ビー・エム・ダブリューのMINIディビジョン本部長、ピーター・メダラが登壇。2019年の実績と2020年の展望を語った。

 

MINI JCW ワークスGPとMINI クーパー S 60周年エディションとMINI クーパー SEの3台イメージ

MINI ジョン クーパー ワークス GPは2019年11月20日に発表された。ちなみに2019年はMINIの60周年。その節目を象徴する3台がワークスGPとMINI クーパー S 60周年エディション、そしてMINI クーパー SEだ。

 

日本市場におけるMINIブランドの2019年販売台数は2万3813台。2018年同様、世界で6位の販売ボリュームを占めているという。新生MINIの日本販売は2002年3月からスタートしたが、当初の売り上げ目標は「1万台」。しかし年々人気を高め、2015年には2万台を突破。以来、“大台”超えを5年連続で達成してきたという。

 

ピーター・メダラ本部長曰く、2020年にはMINI コンバーチブルに特別仕様の「サイドウォーク」エディションを追加するなど、引き続き多彩なモデルを導入予定。日本でのMINIモデルの累計販売台数は、年内は30万台を突破するとみている。