グッドイヤー、コンパウンドをカートリッジで充填する自己再生型コンセプトタイヤを発表【動画】

公開日 : 2020/03/11 14:55 最終更新日 : 2020/03/11 14:55


グッドイヤーがコンセプトタイヤ「reCharge」を発表、イメージ図

Goodyear reCharge

グッドイヤー リチャージ

 

 

自ら環境に適応・変化しあらゆるモビリティに応える

 

グッドイヤーは、タイヤ自らが環境適応し様々なカスタマーのモビリティに応える画期的なコンセプトタイヤ「reCharge(リチャージ)」を発表した。

 

グッドイヤーがコンセプトタイヤ「reCharge」を発表

グッドイヤーのコンセプトタイヤ「reCharge(リチャージ)」は、液体トレッドコンパウンドを用いて再充填が可能。タイヤ交換の頻度を劇的に削減できる。

 

用途に合わせて選べる液体トレッドコンパウンド

 

リチャージコンセプトの核となるのは、再充填が可能で生成分解できる液体トレッドコンパウンド。この液体トレッドコンパウンドはカプセル(カートリッジ)に含有され、カプセル経由でタイヤに充填することによりトレッドの再生が可能になり、タイヤ本体の交換プロセスが劇的に簡易なものになるとグッドイヤーは想定する。

 

液体トレッドコンパウンドは天候や路面の状況、運転方法などに応じてカスタマイズできるため、時間経過とともにタイヤが環境に適応していくのも大きな特徴。AIにより個々のドライバーのプロフィールが生成され、カスタマイズされた液体トレッドコンパウンドが生成可能となり、利用者の用途に合わせて調合されたトレッドコンパウンドが利用できる。

 

グッドイヤーがコンセプトタイヤ「reCharge」を発表、イメージ図

液体トレッドコンパウンドの再充填はカプセルを用いる。液体トレッドコンパウンドそのものは利用者の用途に合わせてカスタマイズ可能であり、より使用に適したタイヤが実現される。

 

持続可能性も高く新世代タイヤの決定版になるか

 

このコンパウンドは生物由来物質を原料とし、耐久性が極めて高く100%生分解可能。着想のもとは世界で最も強力な天然素材のひとつである「蜘蛛の糸」から得たという。サステナブルの観点からもリチャージコンセプトはメリットが大きいと言えるだろう。

 

また、再充填可能なカプセルを用いることでタイヤ交換のプロセスが簡易になるだけでなく、軽量なエアレスフレームがトレッドを支えるトール・アンド・ナロー形状を実現。薄くて頑丈かつメンテナンスフリーの構造を利用することが可能になり、空気圧管理やパンク修理によるロスタイムを大幅に削減できる。

 

ルクセンブルク・グッドイヤーイノベーションセンターの主任デザイナーを務めるセバスチャン・フォンテーンは、「グッドイヤー リチャージは、妥協の一切ないコンセプトタイヤです。パーソナライズされ、サステナブル、そして手間いらずで電動モビリティの一翼を担うと確信しています」と語る。