日本の自動車カルチャーを支えるヨコハマタイヤ

公開日 : 2020/03/15 11:55 最終更新日 : 2020/03/15 11:55


東京オートサロン、ヨコハマタイヤブース

YOKOHAMA TIRES

ヨコハマタイヤ

 

 

クルマ趣味の全方位に及ぶ多彩なラインナップ

 

ひと言で自動車趣味といってもその幅は広く、ここはそのすべてを網羅するような内容だった。ヨコハマタイヤは今年の東京オートサロンで「ホビータイヤ」と銘打ったブースを展開。

 

そこには、モータースポーツからチューニングカー、ドレスアップカー、オフローダー、そしてヒストリックカーまで多種多様な方向性が凝縮されていた。

 

東京オートサロン、ヨコハマタイヤブースのGR スープラ

織戸 学選手とHKSとで作り上げた「MAX ORIDO ADVAN Supra tuned by HKS」。張り出したオーバーフェンダーに沿うようにフロント275/35R19、リヤ305/30R20サイズのアドバン・ネオバのコンセプトモデルが装着されていた。タイヤの魅力はもとより、このレッドとブラックのアドバンカラーに憧れる層も多い。

 

アドバン・ネオバの次期型コンセプトモデルを展示

 

ブース中央にはGR スープラの姿が。HKSとレーシングドライバーの織戸 学選手とでプロデュースしたもので、足もとにはスポーツタイヤの代名詞と言えるアドバン・ネオバの次期コンセプトモデルが装着されていた。

 

東京オートサロン、ヨコハマタイヤブースのフォード F-150 ラプター

フォード F-150 ラプターの荷台にジムニーを載せる大胆な展示。ジムニーはKONDO-AUTOが製作したフルコンプリートカーだった。共にジオランダーX-AT(オールテレーン)タイヤを装着し、全天候型のタイヤ性能を訴えた。

 

人気のオフロードタイヤ“ジオランダーX-AT”

 

一方で大柄なアメリカンピックアップであるフォード F-150 ラプターは、荷台にスズキ ジムニーを載っけるという大胆な展示方法でオフローダーの世界をアピール。共にジオランダーX-ATが組み合わされた。

 

東京オートサロン、ヨコハマタイヤブースのコルベットタイヤ

スティングレイと呼ばれるC2型コルベットに、前後205/75R15サイズのラジアル360スチールが装着された。サイドウォールのホワイトレターが雰囲気満点。現代の最先端技術を使ってタイヤとしての基本的性能を満足させつつ、当時の乗り味の再現まで検討したという。

 

クルマ趣味をバックアップする“ホビータイヤ”

 

その傍らで、特に注目したのはヒストリックカーに力を入れていること。これまでもアドバンHFタイプDやG.T.スペシャルクラシックY350など、ヒストリックカーを対象としたタイヤを“新発売”してきたが、そのラインナップにRADIAL 360 STEEL(ラジアル360スチール)が加わることになった。

 

なんといってもサイドウォールにあるホワイトリボンが雰囲気満点の銘柄、これまでも海外では販売されてきたが、盛り上がるヒストリックカーブームを受けて日本にも上陸する形となった。

 

東京オートサロン、ヨコハマタイヤブースのコルベット

まるで新車のような色つやを放つこの個体には、前後ともにP205/75R15サイズを装着していた。他にP215/65R16、P215/75R15、P225/70R15という合計4サイズで発売されるという。

 

実際、ラジアル360スチールが装着されたシボレー C2型コルベットは、まさに往年のアメリカンカーの世界そのもの。今年は同時に新型シボレー コルベット(C8型)が発表されただけに、半世紀近い歴史をより色濃く感じさせるものだった。

 

ヒストリックカーユーザーにとって、タイヤの安定的供給はこの上なく嬉しい。たとえ機関が好調でも満足に走れるタイヤがなければ、ガレージから引っ張り出すことができなくなる。そうした意味でヨコハマタイヤの活動は非常に意義があるものと言えそうだ。新型車を支える一方で、同時に旧き良き世界もきっちり守っていこうとする姿勢を感じさせた。

 

 

REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)
PHOTO/降旗俊明(Toshiaki FURIHATA)

 

 

【関連リンク】

・ヨコハマタイヤ公式サイト

https://www.y-yokohama.com/product/tire/