ルノー メガーヌ R.S. トロフィー Rに山田弘樹が挑む! 筑波サーキットでタイムアタックを決行【動画レポート】【PR】

公開日 : 2020/03/18 17:55 最終更新日 : 2020/03/18 17:55

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RENAULT MEGANE R.S. TROPHY R

ルノー メガーヌ R.S. トロフィー R

 

 

谷口選手に続き、ジャーナリスト山田弘樹が挑む!

 

谷口信輝選手が叩き出した1分3秒984という最速タイムの後、そんなトロフィー Rを我々ジャーナリストも計測1周だけ走らせることができた。しかも4コントロールを搭載したトロフィー(6速MT)との比較試乗という形でだ。

 

谷口選手と同様、筆者もトロフィー Rが4コントロールをキャンセルしたことには、少なからず疑問を感じていた。基本的に前輪を駆動するFF車は、アクセルを踏めば最終的にはアンダーステアになる。これを車高バランスで安直にセットすれば、途端にピーキーなクルマが出来上がるし、いかにうまくバランスさせてもニュートラルステアの維持には限界がある。

 

それは先代メガーヌ R.S.でも実証されていたことだ。そしてこれをマイルドに曲げて行けることこそが、4コントロール最大のメリットだったのである。ニュルのように直線が長いコースならば、その軽さもラップタイムに影響するだろう。しかしたった2kmの筑波で、その軽さはメリットとなり得るのだろうか?

 

ルノー・メガーヌ・トロフィーRの走行シーン

メガーヌ R.S. トロフィーとは桁違いの加速を見せるトロフィー R。しかも足まわりのセッティングも見事で、挙動も穏やか。軽さとどっしり感が融合した走り味だと、レポーターの山田弘樹は太鼓判を押す。

 

驚くべきトロフィー Rの速さ! そして素晴らしき足

 

だがそんな杞憂は、たった1ラップのアタックで氷解してしまうのだった。

 

130kgの軽量化を果たしたその加速力は、明らかにトロフィーを上回っており、第2ヘアピンからのバックストレートを走らせただけで、トロフィー Rの方が速い! とわかる。

 

さらに素晴らしかったのはフットワークだった。

 

専用に仕立てられたオーリンズのサスペンションは、トロフィー Rの軽いボディを文字通り軽やかに動かしてくれる。かつ縁石を乗り越えても、その入力を一発で吸収してしまう。トロフィー RはセカンダリーダンパーであるHCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)を搭載していないが、挙動はとても穏やかだ。そしてこの軽さとどっしり感が融合した乗り味は、まさに軽量ボディに対して、スプリング剛性とダンパー減衰力がマッチングしたことで得られるフィーリングである。

 

ルノー・メガーヌ・トロフィーRの走行シーン

グイグイとノーズをイン側へと促し、絶妙なニュートラルステアを見せるトロフィー R。そのコントロール性も極めて高い。ニュル最速の称号は伊達ではないことを実感できる。

 

絶妙なニュートラルステア

 

既に2グループのジャーナリストがフル制動を掛けたブレーキは、スチールローターであるトロフィーの場合そのタッチがやや甘めになっていた。しかし「カーボン・セラミックパック」のセラミックローターを装着したトロフィー Rは、その制動力にまったく衰えがなかった。

 

フル制動からのターンインではタイヤにフロント荷重をたっぷり乗せることができ、そこからステアすると強い手応えをもって、ノーズをグイグイとイン側へネジ込んでくれる。

 

ダンロップコーナーは谷口選手をトレースするような短いブレーキング。するとリヤの荷重がきれいに減少し、トロフィー Rは絶妙なニュートラルステアで右コーナーを曲がって行く。リヤの流れに合わせてアクセルを踏み込むと、姿勢が安定する。80Rの切り返しも抜群だ。

 

ルノー・メガーヌ・トロフィーRの走行シーン

まさにレーシングスポーツの領域にあると痛感。4コントロールが話題となったトロフィーよりも、今回のトロフィー Rのほうが自然で、優れた足まわりと高いボディ剛性がもたらすバランスは他に類をみないほどだという。

 

オーバーステアが出ても穏やかな動き

 

そして、こうした中・高速コーナーだと重たいボディを機械的に曲げて行く4コントロールよりも、トロフィー Rの方が自然だと感じられた。

 

内心約38kg重たくなっても4コントロール付きのトロフィー Rにも乗ってみたい気はしたが、ともあれこの足まわりのバランスの良さは見事のひと言に尽きる。それは現行メガーヌ R.S.の高いボディ剛性がもたらしたバランスの良さであり、そのクオリティはレーシングスポーツの領域にあると思う。

 

最終コーナーこそ計測1周の大事を取ってチャレンジできなかったが、実力的にはかなり高いボトムスピードでこれを通過できる感触があった。オーバーステアが出ても、その出方はとても穏やかで、もう少しでマシンを“放り込む”ようなところまで持ち込めそうなイメージがある。

 

ルノー・メガーヌ・トロフィー Rを筑波サーキットでアタック中の様子

トロフィー Rを筑波サーキットでアタックした山田弘樹。さすがに谷口選手のタイムには及ばなかったものの、それでも1分4秒7を記録した。

 

山田弘樹、1分4秒7を記録! これはルノー版カレラRSだ!

 

こうして刻んだタイムは1分4秒7と谷口選手に大きく及ばなかったが、だからこそ「次はもう少し!」という、チャレンジスピリットが湧き上がった。ちなみにトロフィーは1分6秒4で、その差は約1.7秒。筑波でこれだけの大差を付けられるのだから、トロフィー Rは価格相応なエボリューションを果たしたと言えるだろう。

 

つまりメガーヌ R.S. トロフィー Rは、ルノー版カレラRSである。その走るためだけに造られたピュアなハンドリングをもって、オーナーはとことん走りを楽しむべきだと私は思った。

 

そしてもしあなたがメガーヌ R.S. トロフィー Rのオーナーになったならば、谷口選手が叩き出した12月の1分3秒5と、2月の1分3秒984というタイムを宝物とするべきだろう。

 

少しずつでも近づいて、それに並ぶ頃、あなたはきっと素晴らしいドライバーになっているはずである。

 

 

REPORT/山田弘樹(Kouki YAMADA)

PHOTO & MOVIE/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)

 

 

 

【SPECIFICATIONS】

ルノー メガーヌ R.S. トロフィー R

ボディサイズ:全長4410 全幅1875 全高1465mm

ホイールベース:2670mm

トレッド:前1620 後1600mm

車両重量:1330kg(カーボン・セラミック・パック:1320kg)

エンジン:直列4気筒DOHCターボ

総排気量:1798cc

ボア×ストローク:79.7×90.1mm

圧縮比:8.9

最高出力:221kW(300ps)/6000rpm

最大トルク:400Nm/2400rpm

トランスミッション:6速MT

駆動方式:FF

サスペンション:前マクファーソン 後トーションビーム

ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク 後ディスク

タイヤサイズ(リム幅):前後245/35R19 93Y(8.5J)

 

【車両本体価格(税込)】

メガーヌ R.S. トロフィー R:689万円(限定47台)

メガーヌ R.S. トロフィー R カーボン・セラミックパック:949万円(限定4台/完売)

 

 

【問い合わせ】

ルノーコール

TEL 0120-676-365

 

 

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